NECのPCショッピングサイト「NEC Direct」が、同サイトから購入したWindows Vista Business with Service Pack1(SP1)プリインストールパソコンにWindows XP Professional Service Pack3をインストールして提供する「Windows XP Professionalインストールサービス」を開始した。
従来の資産を使い続けるのに、どうしてもWindows XPが必要な企業ユーザーは、このサービスにより新品のWindows XPパソコンを手に入れることができる。
これは、Windows Vista Business with SP1のダウングレード権を使ったもの。
通常、パソコンにプリインストールしたWindows VistaをユーザーがXPなどにダウングレードした場合、マイクロソフトのサポート対象外になってしまう。しかし、プリインストールのOEM版Windows Vista Business、Ultimate、DSP版製品を、PCメーカーがボリュームライセンスメディアを使用してダウングレードした場合のみ、マイクロソフトの有償サポート対象となる。なお、ダウングレードインストールが可能なのは、Windows XP Professional(x64 Edition含む)、Tablet PC Editionだが、今回のNECのサービスでは、ダウングレードする対象はWindows XP Professionalのみだ。
Windows XP Professionalインストールサービスの対象機種は、デスクトップPCの「VALUESTAR G タイプL(e)」(10万4790円~)と、ノートPCの「LaVie G タイプL(s)」(12万5160円~)。いずれも送料無料で、3年のメーカー保証無料となっている。
さらに、NEC Directは、同サービス適用パソコンが1万5750円オフとなるクーポンを、現在展開中の「爆夏フェア」(7月27日15時まで)キャンペーンに追加するという。このクーポンを適用すれば、「VALUESTAR G タイプL(e)」は8万9040円~、「LaVie G タイプL(s)」は10万9410円~になる。