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古田雄介の“顔の見えるインターネット” 第52回

本能を隠す必要なんてない さらしる氏の生存証明

2009年07月14日 13時00分更新

文● 古田雄介

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その場を盛り上げるDJ的な存在で続けていきたい

―― 現在は会社を辞められてフリーとのことですが、サイト更新や他の活動にかける時間は増えていますか?

さらしる いえ、昔からずっと変わらないですね。1日3時間くらい巡回して、その都度コメントを書くという感じです。

 今でもRSSは面倒なので使っていないですね。お気に入りフォルダをガーっと開いたり、はてなブックマークや2ちゃんねるのニュース速報板をチェックするといった感じです。

 ただ、同じ時間をかけても、徐々に効率が良くなっているので、採りあげるネタの数は増えています。初期は1回で5ネタ程度しかピックアップしていなかったですから。

ZAKZAKで放送しているネットラジオ「もみゅもみゅ小屋」。かーず氏をゲストに招いたこともあった


―― では、今後もそのスタンスで続けていくわけですね。

さらしる 赤玉が出るまで、もしくは死ぬまでこのスタンスで続けていけたらいいなと。ただ、そろそろサーバーを移転しなくてはいけないと思っているんですよ。「やっつけblog版」を作ったのも、本サイトで過ログを抽出しようとしたらエラーが返るようになったからなんです。

 ただそれも仮の措置なので、本格的なリニューアルをすべきだろうとは考えています。その際に、ページ構成まで10年近く続けた今のままにするか、いっそ新しくするかは正直迷っていますね。


―― 内容自体は今のまま、本能に従って突き進むと。

さらしる そうなんですけど、ネットの雰囲気が変わってきているので多少の不安はあります。10年前に比べると今は浅く広くの傾向が強くて、濃い情報を載せても受け入れられなくなるんじゃないかと。

 オタクの人って聞いていないことまでガンガン説明したりするじゃないですか。俺もそうですけど、それが許されなくなる空気になるのは嫌ですね。


―― では最後に、ニュースサイトを続ける喜びを教えてください。

さらしる ニュースサイトは情報源ありきなので、ゼロからは何も生み出さないじゃないですか。だけど、ある人から「ニュースサイトの管理人はDJと同じ」と言われたんです。

 後世に何も残さないかもしれないけど、その場その時を盛り上げることはできると。そういうふうに存在意義を感じてもらえたのは嬉しかったですね。そうやって更新のたびに盛り上げていければ、モチベーションも保てると思っています。



筆者紹介──古田雄介


古田雄介

 元建設現場監督&元葬儀業者&現古銭マニア&毎週仕事で秋葉原と都内量販店に足繁く通う毎日を送る現デジタルライター。現在、ASCII.jpの姉妹サイト「wakuteka.jp」にて、当連載50回記念特集「もっと顔の見えるインターネット」を更新中です。「古田雄介のブログ」では、皆さんのお勧めサイトを募集中です。




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