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今の買いが分かる ミニノート特集 2009夏 第1回

現行モデルを把握 ミニノート完全ガイド(海外メーカー編)

2009年07月29日 12時00分更新

文● 広田稔/ASCII.jp編集部、協力●谷分章優

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MSI

 ASUSTeK、Acer、デル、工人舎などが国内のミニノート市場で争っていた2008年夏に、MSIも「Wind Netbook U100」で参入を果たした(関連記事)。その後もミニノートとしてUシリーズを設けて、U100の丸みを帯びたデザインを引き継ぎながらCPUを変更した「U100 Plus」や、直線的なデザインに変えた「U123」などを発表している(関連記事)。

 現行製品では、8GBのSSDと160GB HDDを搭載した「U115 Hybrid」に注目。SSDからWindowsを立ち上げるので起動速度が早く、データ保存用にはHDDを使えるという「いとこどり」なモデルだ。標準で6セルの大容量バッテリーを搭載し、「ECOon」モードを利用すると約14.1時間という駆動時間を実現する点も見逃せない。

Wind Netbook U115 Hybrid

Wind Netbok U123

Wind Netbook U123

液晶ディスプレー CPU メモリー ストレージ 無線 バッテリー駆動 サイズ、重量 価格(実売)
Wind Netbook U123 10型W
1024×600
N280 1.66GHz 1GB 160GB HDD b/g/n、
BT 2.1
約5.1時間 6セル 260×180×
19.75〜40mm、
約1.32kg
オープン(3万5800円前後)
Wind Netbook U115 Hybrid 10型W
1024×600
Z530 1.60GHz 1GB 8GB SSD+160GB HDD b/g/n、
BT 2.1
約14.1時間
6セル
260×180×
19〜40mm、
約1.32kg
オープン(6万9800円前後)
Wind Netbook U100 Plus 10型W
1024×600
N280 1.66GHz 1GB 160GB HDD b/g/n、
BT 2.0
約2.5時間
3セル
260×180×
19〜31.5mm、
約1.16kg
オープン(4万2800円前後)

Gigabyte

 Gigabyteといえば、スマートフォンを大型化したような「M704」やタブレットスタイルで使える「M912」など、個性あふれるミニノートを提供してきた(関連記事)。

 最新のラインアップでは、ドッキングステーションが付属する「M1022M」が面白い。ドッキングステーションにはVGA出力、イーサネット、USBといった端子が付いている。外部ディスプレーや周辺機器をつないでおけば、出先ではミニノートとして持ち歩き、家に帰って来たらドッキングステーションに置いてデスクトップライクに使うというスタイルを実現できる。

M1022M

 もうひとつの「T1028M」は、タッチパネルを採用するのが特徴だ。液晶ディスプレーが180度回転するため、付属のタッチペンを使ってタブレットスタイルで利用することができる。

T1028M

液晶ディスプレー CPU メモリー ストレージ 無線 バッテリー駆動 サイズ、重量 価格(実売)
T1028M 10.1型W
1024×600
N270 1.60GHz 1GB 160G HDD b/g/n、
BT 2.1
約4時間
4セル
265×195×
38.5mm、
1.3kg
オープン(5万9800円前後)
M1022M 10.1型W
1024×600
N280 1.66GHz 1GB 160G HDD b/g/n、
BT 2.1
約8時間
6セル
265×191×
26.5〜30.5mm、
1.3kg
オープン(5万4800円前後)

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