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極めろ!デスクトップカスタマイズ 第11回

仮想デスクトップでたくさんのアプリを同時に駆使する

2009年07月08日 16時00分更新

文● 柳谷智宣

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仮想デスクトップの設定をマスターする

 仮想デスクトップを快適に使いこなすには、ユーザーの環境に応じたカスタマイズが必要になる。まずは、最低限チェックしておきたい設定を個別に解説しよう。

 Virtual Desktopのオプション→「仮想画面」タブでは、仮想デスクトップの数を、横×縦で指定する。最大で20×20まで設定できるが、あまり多くしても使いこなせない。ショートカットで手軽に切り替えられる4~6画面がお勧めだ。使い方に慣れ、より多くのアプリケーションを起動しておきたくなったら、3×3の9画面くらいがよいだろう。

仮想デスクトップの数や位置を設定

仮想デスクトップの数や、最初に表示する仮想デスクトップの位置を設定できる。仮想デスクトップの右端から左端に移動できるか、といった設定も可能

 Virtual Desktopの切り替え画面は半透明化しているが、画面下のアイコンはクリックできない。左上にあるのが邪魔なら、自由な場所に移動できる。ホットキーでの移動に慣れたなら、右クリックメニューから「隠す」を選び、非表示にしてしまう手もある。タスクトレイのアイコンをダブルクリックすれば、切り替え画面は再表示される。

切り替え画面を右上に移動した状態

切り替え画面を右上に移動した状態。右クリックメニューから非表示にできる。右クリックメニューから「オプション」→「現在の位置・サイズを保存」をクリックすると、次回以降も同じ位置に表示されるようになる

 マウスポインターを画面の四隅に動かしたときに仮想デスクトップが切り替わってほしくない場合は、「ロック」機能を利用する。切り替え画面をダブルクリックするとロック状態になり、マウスはもちろんホットキーでも画面が切り替わらなくなる。もう一度ダブルクリックすれば、ロックが解除される。

オプション→「ロック」タブ

オプション→「ロック」タブでは、ロック状態で起動したり、ダブルクリックでのロックを無効にする設定が可能

 複数の仮想デスクトップに分散しているアプリケーションウインドウを、現在表示中のデスクトップにまとめるには、右クリックメニューから「集める」をクリックすればいい。どこに何を開いているのか分からなくなったときのために覚えておこう。

仮想デスクトップに分散したウインドウを1画面に集められる

右クリックメニュー→「集める」で、仮想デスクトップに分散したウインドウを1画面に集められる

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