同サイズでも一回り高解像度なディスプレーを採用
一般的なネットブックでは、ディスプレーサイズが10.1型ワイド、解像度は1024×600ドットとなっている。対するVAIO Wは、サイズは同じ10.1型ワイドながら、解像度は一回り大きい1366×768ドットの液晶ディスプレーを採用。他社のネットブックに対するスペック面でのアドバンテージとしている。
それ以外の主な仕様は、一般的なネットブックと変わらず、CPUにAtom N280(1.66GHz)を搭載、グラフィックス機能はIntel 945GSE Expressチップセット内蔵機能を使用、ストレージは160GB HDDを内蔵などとなっている。
予想実売価格は6万円前後と、国内メーカーのネットブックと遜色ない価格に設定されている。発売日は、本体色がホワイトの「VPCW119XJ/W」が8月8日、本体色がピンクの「VPCW119XJ/P」が8月22日、VOMモデルは8月22日からの予定。なお、詳しい製品レビューについては、8日に掲載の予定である。
VPCW119XJ/W、/Pの主な仕様 | |
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CPU | Atom N280(1.66GHz) |
メモリー | 1GB |
グラフィックス | Intel 945GSE Expressチップセット内蔵 |
ディスプレー | 10.1型ワイド 1366×768ドット |
HDD | 160GB |
光学ドライブ | 搭載せず |
テレビ機能 | 搭載せず |
無線通信機能 | IEEE 802.11b/g/n(Draft 2.0) |
サイズ | 幅267.8×奥行き179.6×高さ27.5~32.4mm |
質量 | 約1.19kg |
バッテリー駆動時間 | 約3.5時間 |
OS | Windows XP Home Edition SP3 |
予想実売価格 | 6万円前後 |
VAIO type Zとtype PのWiMAX内蔵モデルが
VOMモデルで登場
7月1日に正式サービスを開始した、UQコミュニケーションズのモバイルWiMAXサービスに対応するWiMAX通信機能内蔵の「VAIO type Z」と「VAIO type P」の発売も発表された。両機種ともVOMモデルのみの販売となる。
type Zの場合、WiMAXとWWAN機能(NTTドコモに対応)は排他となり、同時選択できない。またtype Pの場合、WiMAXを選択するとワンセグ機能、WWAN機能は同時選択できない。さらに、Windows XPモデルではWiMAXは選択できない。
WiMAX搭載による販売価格の上昇は1万円程度とされている。受注開始は7月27日の予定。