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「Excel VBA」でプログラム入門 第5回

Excel VBA実践編 III――繰り返しや条件別指定も

2009年07月06日 06時00分更新

文● 矢野まど佳、熊谷よし

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特別構文を使ったマクロ例

特別構文を使ったマクロ例

【画面上】[日付更新]ボタンをクリックすると、「日付更新しますか?」と書かれたメッセージボックスが表示される。ここで[はい]をクリックする 【画面下】5行目以降に入っていたデータが4行目にコピーされ、日付が1日繰り上がる。さらに、B列には日付が入り、C列の18行目のデータがクリアされる

 上はIf構文を使ったマクロの例です。[日付更新]ボタンを押してこのマクロを実行すると、まずメッセージボックスが表示されます。このメッセージボックスには[はい]ボタンと[いいえ]ボタンがついており「どちらのボタンを押すか」で処理を分岐させています。

 メッセージボックスの[はい]ボタンをクリックすると、条件式が成立したことになり、セルのコピーとセルの値の変更が実行されます。[いいえ]ボタンをクリックしたときは、条件式は成立していないので、これらのコードは実行されずにマクロは終了します。


【コードを見てみよう】

マクロのコード

メニューバーの[ツール]→[マクロ]→[Visual Basic Editor]をクリックしてコードウィンドウを開く。このマクロのコードが見られる


 次ページでは、困ったときの対処法について具体例を挙げて説明します。

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