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ネットワーク機能も充実

画質が大幅に進化した「AQUOS DS6」

2009年07月06日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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 今春、各社から省エネ性能を重視したテレビが続々と登場し、エコポイントの導入などもあって注目を集めたが、そんな春の新製品ラッシュから少し遅れて登場したのが、シャープのAQUOS「DS6」シリーズだ。

 一見すると、前モデルである「DS5」と同じデザインを採用していることもあって、売れ筋のスタンダードモデルのマイナーチェンジと思いがちだ。しかし、その中身は格段に進化している。


サイズバリエーションを一新し、40V型クラスを充実

今回は46V型ワイドの「LC-46DS6」を使用した

今回は46V型ワイドの「LC-46DS6」を使用した(実売35万円前後)

 中身の話をする前に、ラインナップについて触れておきたい。DS5のサイズバリエーションは42V/37V/32V型の3つだったが、DS6では52V/46V/40V/32V型の4つへと増えた。特に注目したいのが40V/46V型で、人気の高い40V型クラスを充実し、今まで37V型で思ったよりも大きくないと感じていた人には40V型を、42V型のステップアップには46V型を選択できるようになった。なお、7月には42V型も追加投入されることになった。

 薄型化やベゼル(画面周囲のフレーム部分)幅を狭くすることにより、数年前までの37V型、42V型と比べて本体サイズはほぼ同等ながら、画面サイズが大きくなっている。

側面に備えられたバスレフポート。低音域を増強することで、内蔵スピーカーながら迫力ある重低音を再現する

側面に備えられたバスレフポート。低音域を増強することで、内蔵スピーカーながら迫力ある重低音を再現する

 両サイドにバスレフポートを配置したスピーカー部は、新たに開発された「フルデジタル1ビットアンプ」を搭載。デジタル放送の信号をデジタルのまま信号増幅を行なうことで、より純度の高い再生を可能にしている。

背面の入出力端子。使用頻度が少なかったi.LINK端子やテレビ録画用映像出力が省略され、すっきりと整理されている

背面の入出力端子。使用頻度が少なかったi.LINK端子やテレビ録画用映像出力が省略され、すっきりと整理されている

側面部にも入力端子を装備。HDMI端子やビデオ入力のほか、パソコン入力も側面に装備しているので、ノートパソコンなどの接続がしやすい

側面部にも入力端子を装備。HDMI端子やビデオ入力のほか、パソコン用入力も側面に装備しているので、ノートパソコンなどの接続がしやすい

付属のリモコン。ボタン数を抑えて視認性を高めている。十字キーまわり(右)の番組表ボタンやメニューボタンの操作感は良好だ

リモコンの「裏番組」ボタンを押すと表示される現在放送中の他のチャンネルの番組表。放送を見ながら小画面で確認できるのが便利だ

リモコンの「裏番組」ボタンを押すと表示される現在放送中の他のチャンネルの番組表。放送を見ながら小画面で確認できるのが便利だ

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