FMV TEO/C90Nでリビングをもっと楽しく!
リビングPCらしく、デジタルカメラで撮影した静止画や、ビデオカメラで記録した映像の取り込みと再生に長けていることもポイントだ。
本体前面にはSDメモリーカード/SDHCカード/メモリースティック/メモリースティックPROに対応したカードリーダーが装備されており、デジタルカメラで撮影した写真を大画面テレビに表示することができる。また添付ソフト「マイフォト」を利用すれば、エクスプローラを操作することなくFMV-TEO/C90N内に写真を取り込めるのが便利だ。
ビデオカメラで撮影した映像も、4ピンのIEEE 1394端子やUSB端子を介して接続して取り込める。AVCHD形式の動画を再生する専用ソフトのほか、映像を取り込んでDVDやBDに記録できる「DVD MovieWriter for FUJITSU」もプリインストールされている。
そのほか外部インターフェースとしては、10/100/1000BASE-Tに対応するEthernet端子に加え、カスタムメイドによりIEEE 802.11b/g/n(ドラフト2.0準拠)の無線LANを追加することも可能。リビングには有線LANのケーブルを配線できないといった場合に、カスタムメイドで無線LANを追加できるのは嬉しいポイントだろう。
USB端子は計6つ用意されており、2つは前面にあるためUSBメモリなどを手軽に接続できる。そのほか映像出力端子としてHDMIとDVI-Dを用意するほか、光オーディオ出力端子も備わっており、パソコンとしてもAV機器としても端子類に不足はない。
富士通 WEB MARTでのFMV-TEO/C90Nの最低構成価格(AMD Turion X2 デュアルコア・プロセッサ RM-70(2GHz)、2GBメモリ、500GB HDD、BDドライブ搭載)は16万8300円から(2009年6月30日現在)。テレビ録画やBDレコーダー的な使い方だけでなく、写真やビデオカメラの映像を大画面の液晶テレビに表示したり、あるいはインターネットの動画や地図などを大勢で見るといったパソコン的な使い方ができるのは、FMV-TEO/C90Nの大きな魅力だろう。
家族が集まるリビングをもっと魅力的にするアイテムとして、ぜひオススメしたい1台だ。