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極めろ!デスクトップカスタマイズ 第9回

ウインドウの見た目と動作をカスタマイズして便利に使う

2009年06月24日 16時00分更新

文● 柳谷智宣

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ウインドウのサイズや位置調整をピタリと決める

 WindowTPでは、ウインドウの移動時やサイズ変更中に半透明化させる機能もある。複数のウインドウを並べて作業する際に、サイズや位置の調整をしやすくするのに役立つ。

移動時に半透明化を有効にして……

移動時に半透明化を有効にして、「マイコンピュータ」のウインドウを移動中。ドラッグすると半透明化され、ドロップすると通常表示に戻る。サイズ調整も同様だ

 ウインドウの位置をピッタリ揃えるのは手間がかかる。とはいえ、任意のサイズで表示したいウインドウの位置がずれてしまうのも気になるもの。そんな時は「マグネットウインドウ」(作者:3RD PROJECT、http://3rdproject.mine.nu/)が便利だ。

「マグネットウインドウ」の動作例。右のInternet Explorerの画面をぎりぎりまで寄せようとサイズ変更していると(左)、ある程度近づいた時に、ぴたっとくっつくのでマウスボタンを放せばいい(右)

 マグネットウインドウを使うと、ウインドウを移動したり、サイズ調整する際に、デスクトップの端や指定したグリッドにぴたっとくっつくようになる。くっつき具合は、設定画面の「強さ」で調整できる。デスクトップのほかに、タスクバーやウインドウ同士でくっつく設定も可能だ。親子ウインドウになっているアプリケーションでも利用できる。

 個別の設定はオフにもできる。「あまり使わないウインドウはデスクトップから半分飛び出させておく」といった使い方もできる。

 一方で、ウインドウのサイズをマウスでドラッグするのではなく、「ぴったり800×600ドットにしたい」という場合は、「WindowHelper」(作者:ShiromaStyle氏、http://shiromanano.web.fc2.com/freesoft.html)を使おう。ショートカットキー1発で、目的のウインドウを指定したサイズに変更してくれる。デスクトップの“半分だけを使った全画面表示”なども可能なので、シチュエーションによって使い分けよう。例えば、壁紙の左半分にお気に入りのキャラクターを表示させ、右側で作業するといった使い方もできる。

「WindowHelper」の設定画面

「WindowHelper」の設定画面。一覧から設定したいホットキーをダブルクリックして挙動を設定する。ウインドウのサイズだけでなく、表示位置もドット単位で指定できる


筆者紹介─柳谷智宣

1972年生まれ。Netbookからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。現在使っているノートPCは、東芝のSS RXとMac。とはいえ、1年以上前の製品なので、買い換えを思案中。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、PCやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。


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