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ニコニコ動画講座の神職人を取材してみた第1回

プロの犯行現場|美少女イラストをSAIで描く【線画編】

2009年06月27日 10時00分更新

文● ASCII.jp編集部  絵・監修● 網野コハク

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ラフ#2――書き込んでラフ完成編

 顔を描くときはまず「kao」というレイヤーセットを作っておき、目や口、眉といったパーツごとにレイヤーを細かく分けていく。顔は特にバランスが難しいので左右反転させて確認するのもいいと網野さん。確かに右利きの場合、右向きの顔は失敗が多いものだ。

「kao」のレイヤーセットを作成し、目、鼻、口、眉と顔のパーツを描いていく

 つづいて体。ざっくりとしたラフの段階なので、ポーズや構図を決めるため、何度もペンを入れて描きなおしていく。これが紙ではできないデジタルならではの強みで、絵を描くというよりは「絵を調整していく」という感覚に近い。

 ちなみに関節の部分に描いてある楕円系のマルは、関節の角度がどちらに向いているかを確かめるためのもの。これを描いておくことでポーズが決めやすくなる。な、なるほどっ!

体を描いている際、バランスをとるために自由変形を使うシーンは多い

 「足がちょっと短くなった」など調整したい箇所があったら、足を構成している複数のレイヤーをクリッピング(サムネイル左側のチェックボックスにチェックをしていく)。該当部位を矩形状に選択したら自由変形でサイズを修正する。

 さらに細かい場所の調整がしたい場合には「選択ペン」を使うと便利。ニコニコ動画講座を見ていて「あの青い線は一体……」と疑問に思っていた答えはこれだったのか! サイズは50pt程度とやや大きめに設定してある。

 かなり細かくレイヤーが分かれているので、通常はレイヤーごとに調整するが、そのレイヤー分けよりもさらに細かい部分の調整をする場合に選択ペンを使用するのだという。

たとえば腿の位置だけを修正したいと思ったら選択ペンでなぞり、そのまま移動させる

 全体のバランスを整え構図が完成したら、Ctrl+Eで下のレイヤーと結合。胴や腕など部位ごとにレイヤーをまとめていく。これでひとまずラフは完成だ!

左右を反転させて全体のバランスを見ていくのも重要。腕や目などの細かい修正をしていく

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