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持ち込み検査のPC 半数以上にウイルス・マルウェア!

2009年06月23日 09時00分更新

文● 企画報道編集部

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 日本はウイルス対策ソフトの普及率こそ高いものの、セキュリティー意識や情報感度はまだまだ低い(関連記事)――そんな調査結果を目にするが、実際にウイルスやマルウェア(悪意のあるプログラム)、スパイウェアなどに感染したPCが多数存在することを裏付ける報告が、パステムセゾンから発表された。

PC-DOCK

パステムセゾンがヨドバシカメラ店内で展開する「PC-DOCK」

 同社はヨドバシカメラ店内のパソコン相談コーナー「PC-DOCK」で、“100円ウイルスチェック”サービスを2008年12月より展開している。100円で、持ち込まれたノートPCのウイルスチェックを行ない、必要があれば別途有償でウイルス駆除やシステムの初期化などを行なうというサービスだ。

 今回の発表内容は、2008年12月から2009年5月末まで約6ヵ月間の集計結果で、全台数や感染数などの詳細は公表されていない。しかし、単なる広告サイトのクッキーなどは除いて、ウイルスやマルウェア、悪意のあるスパイウェアなどと周知されているもののみカウントしたという。

 この結果を見ても、セキュリティーソフトの(プレ)インストールだけではウイルスやマルウェアなどの感染被害は食い止められない、ということが分かる。PCを仕事に常用するなら、セキュリティー対策には常に意識を持って臨みたい。


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