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多芸多才を誇る強い味方 ビジネス複合機 第3回

リコー「IPSiO SP C301SF」

低ランニングコストのSOHO向けカラー複合機

2009年06月24日 09時00分更新

文● TECH.ascii.jp編集部

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ネットワーク機能

 今やこのクラスの複合機でもネットワーク機能は、必須のものとなっている。IPSiO SP C301SFは100BASE-TX/10BASE-T対応のネットワークインターフェイスを標準で備えている。対応するプロトコルはTCP/IPで、プリンタ、スキャナ、FAXの機能をネットワーク経由で利用可能だ。

 IPSiO SP C301SF本体の管理は、Webブラウザ経由でPC上から行なう。Web Image Monitorと呼ばれるページから、FAXの宛先登録やトナー残量や給紙トレイの管理、ネットワーク設定を行なう。

 また、本体の設定値のバックアップ/リストア機能も持っているため、あらかじめバックアップを取っておけば、いざというときの復旧も簡単だ。


環境対応

 「グリーンIT」という言葉が流行ったように、現在のITは効率アップと環境への配慮を両立させなければならない。前述のように、IPSiO SP C301SFは、さまざまな集約・両面印刷が可能で、紙資源の使用量を抑えることができる。同様にPCファクス機能により、PCで作成したデータを直接FAX送信するなど、無駄に使用してきた紙を減らせる。

 省エネルギーな製品の普及を後押しする内外のさまざまな規格にも適合している。たとえば国内のエコマークのプリンタ基準や、「国際エネルギースタープログラム」の基準に適合している。また、有害な物質の使用を制限する欧州RoHS指令にも適合している。

 また「工場キッティング」すなわち、オプションパーツの装着や設定などを済ませた状態で梱包し、ユーザーに届けるサービスも行なわれている。本体とオプションが別々に梱包されていて、納品時に包装材のゴミが大量に発生することもないわけだ。

 発売されたばかりのIPSiO SP C301SFは、性能が高いだけでなく、環境にも優しい製品として仕上がっている。SOHO環境での複合機に必要な条件を満たしているといえるだろう。


表2 主な仕様

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