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我々はプロ意識がなかった――ジャレコ加藤社長が語る同社の過去と未来

2009年06月20日 14時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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ゲーム業界全体として
ユーザーと双方向でコミュニケーションしたい


―― ニコニコ生放送で「ガジェット通信」のイベントに飛び入り参加されたりなど、ネットユーザーを中心としたアピールをされているように見えます。

ブログでも生放送やひろゆき氏のことを紹介した

加藤 ネットは本来であれば双方向のコミュニケーションがとりやすい媒体なんですが、そうではないところも目立っているのではないかと思うんですね。コメント機能をオフにしているブログなども多いですよね。

 その点、視聴者同士がコメントでやりとりができるニコニコ動画などは、本来的なネットの姿だと思うんです。だから私のブログはノーガードなわけです。コメントも自由に付けてくれと。当たり前と考えていることをそのままやっているだけなんですね。


―― 社長自身にオタク的な要素というものはあるんでしょうか。

加藤 オタクというか、好きなのは車やゴルフ、あとは女の子くらいなので、本能のままに生きているというところが強いです。女の子を追い回すのは狩猟本能だし、車をぶっとばすのだって闘争本能じゃないですか。


―― 今のゲーム市場を見てみると、iPhoneアプリなどのカジュアルゲームと、映画を観ているような大作ゲーム、MMORPGのようなオンラインゲームの3本に大きく分かれています。the:rpgリリース後のジャレコはどこを目指していくんでしょう。

加藤 私も映画並みの大作ゲームが好きで、「バイオハザード」もやりますし、車が好きなので「バーンアウトパラダイス」や「グランド・セフト・オート」も大好きです。ただジャレコにはもちろんそんな余裕はないので、カジュアルというより、アイデア勝負のものが多くなっていくと思います。


―― ユーザーに伝えたいことはありますか。

加藤 ジャレコというよりゲームメーカー、あえて大きいことを言わせてもらえれば、業界全体としてコミュニケーションを取りたいと思っているんですよ。一方的な情報発信だけではなく、双方向でコミュニケーションを取り合っていきたいと思っています。そういう意識でジャレコのホームページを覗いたり、私のブログを気軽に覗いてみたりしてほしいですね。


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