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物欲AVコモノ道 第11回

これは侮れない! 約1万円で買える注目イヤフォン3機種

2009年06月19日 12時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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カラーバリエーションが豊富な「SE115」

ケーブルを耳の上に回すように装着する

ケーブルを耳の上に回すように装着する

 プロ向けの音響機器で有名なShure社製の「SE115」(Amazonの販売価格は8982円)は、同社のカナル型イヤフォンの中でも低価格帯に位置する製品だ。上位モデルではバランスド・アーマチュア型が採用されているが、この製品ではダイナミック型が使われている。

 装着方法はハウジング部から伸びたケーブルを耳に引っかけて後頭部に流すタイプで、チューブを用いて左右のケーブルの長さを調整できる。イヤーピースはシリコンラバー素材の「ソフト・フレックス・イヤパッド」と、ウレタン素材の「ソフト・フォーム・イヤパッド」のそれぞれS/M/Lサイズが付属している。

ソフト・フォーム・イヤパッドを取り付けたところ。ふわっとした感触で、耳に入れると穴の形にフィットして遮音性を高める

ソフト・フォーム・イヤパッドを取り付けたところ。ふわっとした感触で、耳に入れると穴の形にフィットして遮音性を高める

 素材の違いで大きいのは付け心地で、ソフト・フレックス・イヤパッドの方が圧迫感は少ない。ただ遮音性はソフト・フォーム・イヤパッドの方が高い。この点を勘案しつつ、いずれかを選択することになる。

 カラーバリエーションが豊富で、レッド×ブラック、ブルー×ブラック、ピンク×ブラック、ブラックの4種類が用意されている。手持ちの携帯型オーディオプレーヤーに合わせて色を選べるのは嬉しい。


レコーディング時のモニター利用も想定されている「RH-ED1」

RH-ED1を装着したところ

RH-ED1もSE115と同じく、耳の上にケーブルを回す形で装着する。耳へのフィット感は高く、付け心地は上々

 EDIROLブランドで発売されているローランドの「RH-ED1」(Amazonの販売価格は7980円)は、レコーディング時のモニター用途から通常のリスニングまで想定して作られたイヤフォンだ。ユニットの駆動方式は、ほかの2製品と同じくダイナミック型を採用している。

イヤーピースはサイズ別に3種類を用意

付属のイヤーピースはサイズ別に3種類

 ハウジング部は大きめで、それに柔らかいゴム素材のイヤーピースが取り付けられている。イヤーピースはS/M/Lの3サイズが製品に付属している。

  SE115と同じくケーブルを耳に掛ける形で、ケーブルが多少引っ張られてもすぐに抜け落ちる心配はない。ケーブルは分岐している部分にチューブが取り付けられてあり、これを使って左右の長さを調整できる。

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