ネットブック&モバイルノート(続き)
MSI
台湾MSI社のブースで目立った新製品は、ネットブックよりも超低電圧版Core 2 Duo/Solo(以下ULV Penryn)を積んだモバイルノートだった。
まず「Wind Netbook」シリーズの上位に当たると思われる「U200」。12インチ級の1366×768ドットディスプレーを備え、外見はネットブックそのもの。ただしCPUはULV Penryn(Celeron 723と思われる)で、OSもWindows Vista Home Premium。性能的にはネットブックより一回り上のクラスである。重さは約1.4kgで、バッテリー駆動時間は約5時間とされている。
U200とは逆に、Core 2 Solo/Celeron搭載で発売された「X340」シリーズのボディーを流用した、Atom搭載ノート「X320」が出展されていた。薄型ボディーの見た目やサイズ、重さはX340と変わらないようだが、CPUはAtom Z530となっている。メモリーは最大2GBで、OSはWindows Vista Home Premiumなど、X340の廉価版に位置づけられそうだ。価格次第ではX340を喰う人気を呼ぶかもしれない。
Xシリーズの上位機種、「X400」「X600」も披露されていた。X400は前ページのAspire 4810Tとほぼ似たようなスペックで、CPUにULV Penryn、ディスプレーには14.1インチ/1366×768ドットを備える。ただし、光学ドライブを内蔵しないぶんだけ、重さは約1.52kgとX400の方が軽い。
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