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10年後に感謝される最新デジタル一眼選び 第1回

最新デジタル一眼はココが魅力!

2009年06月12日 18時00分更新

文● 小林伸、撮影協力●クラーク記念高校秋葉原ITキャンパス

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ソニー α380

実売価格はボディのみが8万5000円前後、ズームレンズキットが9万円前後

実売価格はボディのみが8万5000円前後、ズームレンズキットが9万円前後

 ソニーのエントリークラスデジタル一眼レフとしては3世代目にあたる。有効1420万画素CCDを搭載。ボディ内手ぶれ補正機能を備え、背面液晶はフリーアングルとまでは行かないが上下方向に可動できるチルト式可動液晶モニターを搭載している。α380のライヴビュー機能は他のカメラと違い専用のイメージセンサーをペンタプリズム内に搭載しているため、ライヴビュー機能の切り替えのためのメインミラー動作がない。このクラスとしては珍しく記録メディアはSDメモリーとメモリースティックデュオのダブルスロットを搭載しており同社のコンパクトカメラからのステップアップにも向いているだろう。


オリンパス E-620

実売価格はボディのみが8万5000円前後、レンズキットが10万円前後

実売価格はボディのみが8万5000円前後、レンズキットが10万円前後

 ペンタプリズムを使用したデジタル一眼レフとしては最小再軽量機種。撮像素子にはフォーサーズ(4/3インチ)1230万画素のLiveMOSセンサーを搭載。ボディ内手ぶれ補正機能とオリンパス自慢のSSWF(スーパーソニックウェーブフィルター)によるゴミ取り機能は効果抜群。フリーアングル液晶モニターや6種類のアートフィルター機能など、多彩な画像表現に応える機能を持っている。とにかく小さく手軽に持ち歩きたい人向けといえる。


パナソニック LUMIX DMC-GH1

実売価格はボディのみが10万円前後、レンズキットが12万円前後

実売価格はボディのみが10万円前後、レンズキットが12万円前後

 ペンタプリズムを持たない電子ビューファインダー(EVF)を搭載したデジタルカメラ。一眼レフならあるべきミラーボックスとペンタプリズムがないため、ボディは大変小型である。有効1210万画素LiveMOSセンサーを搭載してフルHDのAVCHD動画も撮影可能。その特徴を生かすように本体上部にはステレオマイクも備えている。フリーアングル液晶モニターも備えており、エントリークラスというには他社製品より少し価格帯が上だが、動画機能を重視する人におススメだ。

α380 、E-620、DMC-GH1の主なスペック
機種名 α380 E-620 DMC-GH1
撮像素子 有効約1420万画素CCDセンサー 有効約1230万画素Live MOSセンサー 有効約1210万画素Live MOSセンサー
撮像素子サイズ 23.5×15.7mm 17.3×13mm 17.3×13mm
ダスト除去機能 あり あり あり
ISO 感度 ISO 100~3200 ISO 100~3200 ISO 100~3200
シャッタースピード 1/4000~30秒 1/4000~60秒 1/4000~60秒
最高連写撮影 約2.5コマ/秒(ファインダー使用時) 約4コマ/秒(連写Hモード) 約3コマ/秒(高速連写(H))
液晶モニター 2.7型(約23万ドット) 2.7型(約23万ドット)バリアングル方式 3型(約46万ドット)バリアングル方式
動画撮影機能 ―― ―― 最大1920×1080ドット(60fps)
サイズ/重量(本体のみ) 幅128×奥行き71.4×高さ97mm/約490g 幅130×奥行き60×高さ94mm/約475g 幅124×奥行き45.2.×高さ89.6mm/約385g


 次回からは実際の画質や使い勝手の評価に入っていくが、2回目は連写性能やAF性能など、動きのある被写体の撮影性能を比較する。

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