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年間2億経費削減するにはこれだ!大塚商会の計画

2009年06月08日 09時00分更新

文● 企画報道編集部

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大塚商会Web

大塚商会のWebページでは、ITを使ったコスト削減策の提案が、動画でもなされている

 大塚商会が、経費削減と社内コミュニケーションの効率化を目的に、自社の電話設備、回線、携帯端末の刷新を開始する。同社では、“平成22年8月までに運用管理コストや通信費などで年間2億円の経費削減を見込んで”いるという。

 具体的には、一部の拠点で展開していたIP電話を全拠点に展開、スマートフォンを導入して音声のみならずグループウェア連携によるデータ通信を実施することで、高効率化を実現する。

大塚商会の効率化および経費削減策

電話設備リプレース
IP電話の全拠点展開による内線化と電話工事費削減により、年間1800万円の経費削減を予定。
電話回線変更
電話設備の展開と同期して、電話回線切り替えを実施。これにより年間1億1000万円の経費削減を予定。
携帯端末の統一
電話回線とあわせ、携帯電話料金の経費削減策としてキャリア、端末を一元化。端末はスマートフォンで統一。音声だけでなくグループウェア連携などのデータ通信活用も図る。これにより、携帯電話の定額サービスなどで年間7300万円の経費削減を予定。
通信費を原則固定費払いに
全着信件数の約3割をしめる社内間連絡について、固定⇒固定、固定⇒携帯、携帯⇒固定、携帯⇒携帯の社内間通話を原則固定費払いとし、通信料を削減。


 “IP電話で効率化!(もしくはコスト削減)”、“グループウェアとデータ通信で効率化!”といった言葉はあちこちで聞かれるが、その効果のほどというのは、事例紹介記事などがあるにせよ、なかなか伝わりにくいことも確か。ソリューションプロバイダーである大塚商会自らが実践することは、最大のアピールになるだろう。


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