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都庁前iPhoneクラブ 第7回

都庁前iPhoneクラブ・キーボード選びは計画的に!の巻

2009年06月07日 15時00分更新

文● 都庁前iPhoneクラブ製作委員会

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辞書登録の裏技 「住所録」を活用しよう

カリー:いろいろ話してきましたが、やっぱり何度も入力する単語は、すぐに変換できるように辞書とかに登録しておく仕組みがほしい。現状では、よく使う単語をiPhoneの「連絡先」の人名や住所として登録すると変換候補に現れるという裏技を使うのが現実的かもしれませんね。

マッチャン:それで言えば、お店の名前も住所録に登録しておくと便利ですよね。

 僕はiPhoneを使う前から、お店の名前をケータイの電話帳に登録していたんですよ。電話帳のグループ機能を使って、「渋谷」「六本木」「赤坂」「新宿」「大久保」という感じで、エリアごとにグループ分けして、そこにお店を登録してたんです。その電話帳がそのままiPhoneに引き継がれている。例えば、さっき行った新宿の「麺通団」といううどん屋も一発で出ますよ。

カリー:おお! それはちょっとスゴいかも。

マッチャン:ただ、真面目に入力しすぎちゃっていて、「讃岐うどん大使 東京麺通団」ってフルで表示されちゃうのが難点ですが(笑)

讃岐うどんトークには「くらいつき」がいいニッシー

ニッシー:僕は別の讃岐うどん屋も好みですけどね(キリッ)

カリー:なぜか香川県民魂に火がついてる(笑)

ニッシー:讃岐うどんを語らせると長いですよ。僕が東京に来た頃はセルフうどん屋を見かけなかったんですが、ブームのあとに増えましたよね。地元ではセルフが普通なんですよ。

マッチャン:畑からネギ抜いてきて……ってところもあると聞きますけど。

ニッシー:それは特殊なんですが(笑)

カリー:なんとか米穀店、みたいな。

ニッシー:谷川米穀店ですね。よくご存知で。

マッチャン:村上春樹の「辺境・近境」のうどんをめぐる旅の項目がすごくよくて。

ニッシー:村上さんは確かすごくうどん好きで、「海辺のカフカ」でも讃岐の話が……。

※以下、うどんトークが30分ほど続きましたが、割愛させていただきます。


お店を検索したら登録しておくべし!

カリー:で、話を戻して店の名前ですが……。

マッチャン:もうひとつ便利な使い方があって、iPhoneの「マップ」で検索したあとに、そのお店を「連絡先」に登録しておくんですよ(関連記事)。そうすると、「●●で待ち合わせね」って具合にすぐに店の名前を入力できるようになります。やっぱり僕がいちばん使う固有名詞は、店の名前なんですよね。

カリー:おー! 言われてみれば確かにそうだ。今度検索したら、登録しておこう。

ニッシー:えーと、ここにいる「0円世代」が置いてかれてるんですけど。どういうことですか?

マッチャン:例えば「マップ」を立ち上げて、「讃岐うどん」で検索したとしますよね。そしたら、検索結果に出てきた名前の右にある青い「>」をタップします。あとは開いた画面をスクロールして、「連絡先に追加」ってボタンで追加できますよ。

 そうすると日本語変換のときに候補として店の名前が出てくる。で、タップしてすぐに入力できるようになるという。

「マップ」でお店を検索したら、ぜひ「住所録」に登録しておこう!

カリー:うーん、何度も言いますが、やっぱり辞書機能が欲しいなぁ。日本だと頑張って特定分野の辞書データを作って公開しているユーザーもいるじゃないですか。

マッチャン:ATOKだと「ATOK.com」で公開してますよね(関連リンク)。

カリー:辞書があれば、結構大きな進化になるんじゃないかと。でも、現段階はiPhone OSのかなり初期で、これから辞書などがアップデートされて使いやすくなっていくんだと思いますが。

マッチャン:iPhone OSがバージョン2.1以上になったら、日本語入力がひどいという印象はなくなりましたよね。

カリー:ですよねー。来週開かれるアップルのイベント「WWDC」(世界開発者会議)で、iPhone OS 3.0がどうなるか、皆さん「ワクテカ」して待ってましょう!


※というわけで特別ゲストのマッチャンありがとう! 次回はマッチョとaikonが復活……するのか!? 乞うご期待ですぞっ。


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