このページの本文へ

Excelでマスター「ビジネスデータ分析」実践の極意 第4回

Excelデータの並べ替えでお手軽分析!

2009年06月10日 09時00分更新

文● 住中光夫

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「データの並べ替えが分析のスタート」操作解説
比較したい項目順に並べる

ピボットテーブル項目名の移動

 ピボットテーブルを作成すると、項目名は自動的に文字コード順に並んで表示されます。これを、比較したい項目名順に自由に並び替えることもできます。行欄と列欄でも同じ要領で変更できます。


操作事例

 売上データから「課別業種別売上表」のピボットテーブルを作成します。

 業種名の表示順を、「ホームセンター」「スーパー」「コンビニ」の順になるように変更します。ここでは「ホームセンター」の例で説明します。


操作1――
「課別業種別売上表」の作成

 サンプルとしてここでは「売上データ1.xls」を開きます。ピボットテーブルを起動し(関連記事)、[課名]を行欄へ、[業種名]を列欄へ、[売上額]をデータ欄へドラッグします。

分析する元データ

分析する元データ

ピボットグラフの作成

ピボットグラフの作成

 グラフの種類の変更は、ピボットグラフ画面で[グラフウィザード]ボタンをクリックし、[グラフウィザード]を表示させて行ないます。普通のExcelのグラフ作成時の、グラフの種類選択と同じ操作です。


操作2――
項目名の移動

 移動する項目名をクリックし、太くなった枠にマウスポインタを合わせて十字の形に変わったら(Excel 2000では変わりません)、マウスの左ボタンを押し続けます。ポインタが通常の矢印になるので、移動したい場所までドラッグ&ドロップします。

 ここでは、E4の「ホームセンター」を、A列とB列の間に移動します。

ホームセンターの項目を左に移動

ホームセンターの項目を左に移動


操作3――
列欄の表示順の変更

 「ホームセンター」が一番左に移動しました。同じ要領で「スーパー」と「コンビニ」も移動させてみました。

 このように、移動したあとにグラフ化すると、変更した順番でグラフが作成されます。

スーパー、コンビニの項目も同様に移動

スーパー、コンビニの項目も同様に移動


操作4――
行欄の表示順の変更

 列欄の場合と同様に、項目枠をクリックして指定し、十字ポインタ状態から矢印にして、任意の場所に移動することができます。

行欄の項目も同様に移動できる

行欄の項目も同様に移動できる

カテゴリートップへ

この連載の記事

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ