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「Excel VBA」でプログラム入門 第1回

Excel VBAで面倒な仕事を自動化しよう

2009年06月05日 09時00分更新

文● 矢野まど佳、熊谷よし

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マクロとは
面倒な作業を自動化できるのがマクロの利点

 Excelの「VBA」とは、Excelに思い通りの動作をさせるプログラム言語のことです。そもそもプログラムとは、コンピュータにさせる仕事のこと。Excelでは、その仕事が「マクロ」と呼ばれるものになり、仕事をさせるための指令書を書く言語が「VBA」と呼ばれるプログラム言語になります。

 マクロを作ると、Excelの操作を自動化できてとても便利です。手順の多い作業や、繰り返しの仕事などをマクロにしてしまえば、面倒な作業を一気に済ませることができます。

マクロの動きを見てみよう

 「クリア」ボタンを1回クリックするだけ!

「クリア」マクロが機能したファイル

入力したデータが消えたいっぺんに消えた


 まずは、何ができるのか上記の例を使って解説します。画面上の納品書シートには、入力データを削除するマクロが仕込まれています。このシートの黄色くなっているセルには数式が入っています。この部分の数式は削除せずに、数値データが入ったセルを削除する作業を行ないます。

 これを手作業にすると、「セル範囲を選択」→「データを削除する」という操作が3回分、つまり合計6回の操作が必要です。一方マクロを使うと、ボタンをクリックするだけで、入力データが自動削除されるようになります。このように、Excelで行なう決まった作業をマクロとして保存しておけば、目的のマクロを呼び出すだけでいつでも実行できるので、あたかもExcelのコマンドが増えたかのような感じになります。

マクロを使わないと手順は6回になる

 数式は消去しないで、ほかの数値データを消去する。選択して削除を繰り返すと全部で6回の手順が必要。

  1. G2セルを選択
  2. データを削除する
  3. C5セル~E14セルを選択
  4. データを削除する
  5. G5セル~G14セルを選択
  6. データを削除する

 マクロは、Excelの基本操作ができれば「マクロ記録」という機能を使って、誰でも作ることができます。この機能の利用にはVBAの知識は必要ありませんが、VBAに習熟してきたら、プログラムコードをいちから書いて、思い通りのマクロが作れるようになります。

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