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COMPUTEX TAIPEI 2009レポート 第10回

Antec、Skeletonのカラーバリエーションモデルが近日登場?

2009年06月05日 14時00分更新

文● 近江 忠

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 国内でも高い人気を誇るAntecであるが、Computex Taipeiのもう一方の会場である南港展示館でブースを出している。ここでは発売前の製品やコンセプトモデルを中心に展示されていたものを紹介していこう。
 なお、以下で紹介するものはあくまでも取材時のものをまとめたもので、同社の都合により発売が延期されたり、価格が変更される可能性がある。ご了承願いたい。

TWO HUNDRED

 THREE HUNDREDの弟分にあたるスチール製のミドルタワーケースで、同社ではゲーマー向けとして位置づけている。5インチオープンベイ×3、3.5インチオープンベイ×1、3.5インチシャドウベイ×6という構成で、120㎜角ファンをトップとリアに各1基ずつ搭載。加えてファンはサイドパネルに1基、フロント部分に2基の最大5基まで設置することが可能となっている。
 このモデルでおもしろいのは、同社が「Built-in Hotswap 3.5" SATA HDD Caddy」と呼ぶ機構だ。大雑把に言ってしまえば、他社製品でよくあるSerial ATA HDDをPCに接続するクレードルを、内蔵型に変更したもの。環境を変更することが多いユーザーはもちろん、HDDをカセット感覚で利用できるので、動画ファイル保存用の取り替えドライブ用ベイとしても利用できるだろう。日本での発売は7月中を予定。価格は7~8000円程度になるとのこと。

 

ゲーマー向けの製品である「TWO HUNDRED」。比較的低価格な製品として市場に投入するという

電源は他のハイエンドケースと同様に下方に設置する。ブラケットは7段で、リアには120㎜角のファンを1基搭載する

この製品のウリである「Built-in Hotswap 3.5” SATA HDD Caddy」。左の写真をよく見てもらうと挿入口の左側にボタンがついている。このボタンを押さない限りHDDは取り外しができないようになっている

前述の通り、リアにはファンが1基搭載済みのほか、トップにも同様にファンを搭載する。サイドパネル側にもオプションでファンを搭載可能なほか、フロントにも2基搭載できるようになっている

VSK-2000

バリューモデルとして発表されたスチール製のミドルタワーケース「VSK-2000」。5インチオープンベイ×3、3.5インチオープンベイ×1、3.5インチシャドウベイ×6という構成。7月中に登場する予定で、価格は5~6000円を予定している

フロントマスクはメッシュになっており、またエアフィルタも装着されている。フロントアクセスユニットはUSB×2、音声入出力×各1という構成。リアには120㎜角ファンを1基搭載する

サイドパネルには吸入口が用意されている

(次ページへ続く)

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