国内でも高い人気を誇るAntecであるが、Computex Taipeiのもう一方の会場である南港展示館でブースを出している。ここでは発売前の製品やコンセプトモデルを中心に展示されていたものを紹介していこう。
なお、以下で紹介するものはあくまでも取材時のものをまとめたもので、同社の都合により発売が延期されたり、価格が変更される可能性がある。ご了承願いたい。
TWO HUNDRED
THREE HUNDREDの弟分にあたるスチール製のミドルタワーケースで、同社ではゲーマー向けとして位置づけている。5インチオープンベイ×3、3.5インチオープンベイ×1、3.5インチシャドウベイ×6という構成で、120㎜角ファンをトップとリアに各1基ずつ搭載。加えてファンはサイドパネルに1基、フロント部分に2基の最大5基まで設置することが可能となっている。
このモデルでおもしろいのは、同社が「Built-in Hotswap 3.5" SATA HDD Caddy」と呼ぶ機構だ。大雑把に言ってしまえば、他社製品でよくあるSerial ATA HDDをPCに接続するクレードルを、内蔵型に変更したもの。環境を変更することが多いユーザーはもちろん、HDDをカセット感覚で利用できるので、動画ファイル保存用の取り替えドライブ用ベイとしても利用できるだろう。日本での発売は7月中を予定。価格は7~8000円程度になるとのこと。
VSK-2000
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