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生産性を格段に向上するビジネスプラットフォーム

「MindManager 8」は、ブレストツールじゃない!

2009年06月04日 09時00分更新

文● 松本淳

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マップの「中」で関連情報を素早く確認する

 PCでの作業全般に言えることだが、「アプリケーションの切り替え」は、思考を中断させ、効率を落とす隠れた原因の一つだ。たとえば、あるトピックスについて調べごとをするために、Webブラウザーを立ち上げたとしよう。ブラウザー起動までの時間もそうだが、うっかりネットニュースに気になる記事が上がっているのを見つけてしまい、関連ページを精読、SNSなどに紹介記事を書いて気がつくと1時間経過、などという体験は筆者だけではないはずだ。

 MindManagerはそういった隙も見逃さない。

検索結果の更新

Googleなどの検索結果もマップの中に組み込んでおける。更新ボタンを押せばその時点での検索結果を即時に反映可能

 右図中のトピックス横に、サイトアイコン(ファビコン)があることに気付かれただろうか? MindManager 8ではトピックスと紐付けながら、Googleなどの検索結果や、任意のWebサイトへのリンクを設定し、「画面内で」それらを参照できる。下図のように画面が分割され、「今、何のためにこのWebを見ているのか?」を否が応でも意識することになるのだ。仕事中のWebサーフィンで失われていた時間を大幅に減らせると言えるだろう。

分割画面

左側の画面にブラウザが組み込まれ、Web情報を参照しながら作業を進められる

 もちろん、こうした機能は“サボり防止”のためのものではなく、作業効率をアップさせるものだ。だから、Webページの表示と同様に、WordやExcelなどのOfficeファイルも参照が可能だ。要件定義書を確認しながら、タスクを洗い出す際などに重宝する。

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