au初のスマートフォンとなる「E30HT」。起動時にはauのロゴが表示される
auからついにスマートフォン参入第1弾となる端末「E30HT」が登場した。海外でリリースされている「Touch Pro」(HTC製)を国内向けにカスタマイズしたハイエンドモデルで、タッチパネル対応の2.8インチVGA液晶や、スライド式QWERTYキーボードなどを搭載する。
「WALKINGHOTSPOT」というアプリをプリインストールし、E30HTを無線LANアクセスポイントとしてPCでのデータ通信を定額で行なえる点が大きな魅力となっている。メインターゲットは法人だが、個人でも購入可能なので、今回はそのWALKINGHOTSPOTに注目してみた。
大きめのENTER/SPACE、独立した数字キー、左右両端にあるSHIFTなど、キー配列は素直。適度なクリック感もあり、押しやすい。SHIFT+矢印での範囲選択のほか、コピペなどのショートカットもPCと同じ感覚で使える
前面下部の丸い部分は、上下左右キーと決定機能を備えた静電式タッチパッド。円周部分を時計周りになぞれば拡大表示、反時計周りになぞると縮小表示となる。ウェブページ(Opera)やメール本文、画像のズームに使える
他キャリアから発売されているTouch Proベースの競合機種は直線的なデザインだが、E30HTはやや丸みを帯びたデザインにアレンジされている。サイズも競合機種よりコンパクトで、最大2mmほどスリムで11~18gほど軽い
UIはドコモのTouch Proなどに搭載されている「TouchFLO 3D」ではなく、標準的な「HTCホーム」
メインディスプレイは2.8インチのVGA液晶。Webブラウザを利用したときのモッサリ感などは特に感じない