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普通のtableタグを1行で動く表にするJSライブラリ (2/5)

2009年06月02日 14時00分更新

文●古籏一浩、ASCII.jp

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jQueryベースのシンプルなライブラリ「Tablesorter」

 先週、Googleマップを組み込んだ「東京ブックマニア」の書店紹介ページ(関連記事)には、おすすめ書店の一覧表があります。この表(テーブル)を最寄駅や店のジャンルなどで並び替えられるようにしましょう。

作例

「東京ブックマニア」の書店紹介が今回の作例。テーブルをユーザーが並べ替えられるようにします


 テーブルの内容をソートするJavaScriptライブラリは数多く出回っていますが、今回はjQuery上で動作する「Tablesorter」を使います。Tablesorterはシンプルなライブラリで、設定できるオプションも少ないですが、その分、短いコードでソート処理を追加できます。


ライブラリをダウンロードしよう

 はじめにTablesorterライブラリをダウンロードしましょう。Tablesorterの動作にはjQueryライブラリが必須ですが、この連載ではすでにjQueryを使ってきたので今回はTablesorterだけをダウンロードします。Tablesorterは以下のURLからダウンロードできます。

http://tablesorter.com/docs/

Tablesorter

Tablesorterライブラリのダウンロードページ


 上記のページを開いたら、「Download」カテゴリから「jquery.tablesorter.min.js」のリンク文字を選び、右クリック→「対象をファイルに保存」(ブラウザーによって名称は若干異なります)で保存してください。保存したjsファイルは、Query本体と同じフォルダ(ここでは「js」フォルダ)に入れておきましょう。

Tablesorter

右ボタンクリックで表示されるメニューから、ファイルをローカルディスクに保存


 次に、スタイルシートファイルをダウンロードします。同じくDownloadカテゴリの「Themes:」から、「Green Skin」「Blue Skin」のどちらかを選んでダウンロードします。CSSファイルはZIP圧縮されているのでダウンロードが済んだら展開してください。ここでは、「css」フォルダ内に「themes」→「blue」フォルダを作成し、その中に必要な画像(ソート用のボタンなど)やCSSファイルを入れておきます。

作例

今回のファイル/フォルダ構成はこのとおり


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