都庁前iPhoneクラブ 第6回

「裏」はついに休業に……

都庁前iPhoneクラブ・iPhone＋Twitter＝最強!!の巻

TwitterやFlickrと連携できる「BrightKite」

カリー：そういえば、マッチャンさんが使っているBrightKiteも、iPhoneユーザーで流行ってましたよね（関連記事）。位置情報＋写真＋コメントをまとめて手軽に投稿できるのが便利という。

Brightkite。価格は無料。基本はSNSサービスで、その場で写真を撮って位置情報を埋め込んで、文章を書いて投稿できる。その投稿した内容のリンクをTwitterの「つぶやき」として投稿できる

マッチャン：僕もTweetMicとBrightKiteがコンテンツアップロード用の決定版ですね。

カリー：あれ、ニッシーさんは使ってませんか？

TwitterFon。無料だが、画面上部に広告が表示される。広告のない有料版は600円

ニッシー：Brightkiteは前に勧められたのでインストールしましたが、そのままで使ってません（笑）。僕は専用クライアントの「TwitterFon」を使って満足してます。

マッチャン：TwitterFonもいいアプリですよね。繰り返しになりますが、BrightKiteは投稿した内容をTwitterやFlickrと連携できるのがスゴいんですよ。

カリー：BrightKiteでも一応、ユーザー同士で友達になったり、コメントしたりという使い方ができますが、他のサービスとの連携がかなり便利で使ってるという人も多いですよね。

マッチャン：例えば、さっき新宿のうどん屋に行ったときに写真を撮ったんですが、Twitterに写真へのリンクを流してくれるだけでなく、同じ写真をFlickrにも投稿してくれる。しかもiPhoneにはGPSが入っていて、ジオタグ（位置情報）付きの写真が撮れるので、その写真を撮った場所が地図の上に表示されるという。

うどんの写真も見せてくれた。ちなみにこの後、香川県出身・ニッシーのうどんトークが始まったが涙をのんで割愛させていただいた

カリー：すごいんですよ。

マッチャン：使い分けができるのがいいんですよね。Twitterって情報が流れていくインターフェースで、どちらかと言えばアーカイブ性は考えられていない。だからまとめて見たいって人には、Flickrなりポッドキャストなりって、別の形で残す方向を選べると嬉しい。

ニッシー：まとめて見られますしね。

マッチャン：本当はTwitterに投稿したテキストや「@」で他のユーザーとやり取りしたコミュニケーションも、ブログに書き留めたいなと思いつつも、時間がなくてやっていない状態で……。140文字ずつの集合体を記事に落とす編集のやりかたってあるんじゃないかと。

カリー：Twitterユーザーの中には、今日の発言を全部ブログに転載している人もいますが。

マッチャン：あれもいくつかツールがあって、例えば、「LoudTwitter」というサービスはブログのAPI経由でTwitterの1日分の発言を転載してくれます。個人のogaogaさんが作ってる「twtr2src」ってウェブツールも便利です。そうしたTwitter関連のツールが、だんだん広がってきている感じがありますね。

カリー：iPhoneからTwitterに発信した情報を元に、別のウェブサービスにも広まっていくという流れができてそうですね。

twtr2src。左画像の囲み部分でTwitterのユーザー名を打ち込んで「Go」ボタンを押すと、つぶやきを1日ごとにまとめて表示してくれる

マッチャン：この前、伊藤穣一さんにインタビューをしたんですが、彼は9000人くらいTwitterのフォロワーがいるそうです。彼いわく、Twitterだとすごく気軽に調べものが聞けていいという。

　メールで9000人に質問しようとすると、9000通の返事を書いたり、受け取ったりするわけじゃないですか。最終的に「知らない」ってメールしかなかったら、お互いに不毛な時間と情報量を費やすことになる。

　Twitterでは質問を投げて10分待ってみるそうです。その10分でレスポンスがなかったら、1時間後も1日後も返事はないと割り切る。わずか10分で自分も相手もその質問の処理が終わるのが便利だということです。

　もうひとつ言ってたのは、フォロワーが少ない人でも、いい質問を投げかけた場合は引用される^※ので、別のもっと大きいネットワークを持ってる人につながっていくこともある。決してフォロワーが少ないから、Twitterが使い物にならないかというと、そういうわけでもない。

^※引用される　Twitter内では、他人のつぶやきを引用してつぶやきを書く場合、「RT」「ReTweet」などと文字を付けて書く風習がある

ニッシー：どういう質問を投げるんですか？

マッチャン：伊藤穣一さんは、いいコラボレーション管理のツールはないかという質問をしたら、いくつか候補が返ってきたという話です。これ使ってるよ、あれ使ってるよという感じで、候補が挙がってきて、じゃあ一個いいやつを試してみて採用するみたいな。そういう流れができてきたと言ってました。

カリー：えーと、この話を出したらマッチャンさんの中の人がバレちゃいますよね。仮面かぶってる意味が……まぁいいか。

ニッシー：いいんじゃないですか（笑）

カリー：Twitterに詳しくて、TweetMicのヘビーユーザーで、最近、伊藤穣一さんに取材していて……って言うとバレバレな気が。まぁ、いいや。

　実はマッチャンさんは、iPhoneのキー入力について語ってもらおうとして呼んだんですが、そこに入る前に予想以上にTwitterの話で盛り上がりましたね（笑）。ということで、次回は同じメンバーでキー入力の話をしちゃいます！

※というワケで、メンバー2人が抜けても普通に話が盛り上がってしまったiPhoneクラブ。次回はiPhoneのキー入力についてみっちりお伝えしよう。

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