日本語フォントとFlash Playerを導入
しかしこのままでは表示されない漢字があるなど、インターネットの閲覧も厳しい状態です。そこで日本語フォントを導入します。現時点ではインターネットブラウザでのファイルダウンロードが機能しないので、端末から操作します。
端末を起動するには画面上部のバーから「applications」→「アクセサリ」→「端末」の順で選択します。
以下を1行ずつ端末に入力またはコピー&ペーストして実行します。
$ wget http://ubuntutym.u-toyama.ac.jp/ubuntu/pool/main/t/ttf-vlgothic/ttf-vlgothic_20090422.orig.tar.gz
$ tar xzvf ttf-vlgothic_20090422.orig.tar.gz
$ mv ttf-vlgothic-20090422.orig ~/.fonts/ttf-vlgothic
再起動後に日本語フォントが有効になります。
次に、
$ su -
# yum update
# yum install flash-plugin
としてFlash Playerを導入します。これでYouTubeなどの動画を閲覧できるようになります。
日本語入力については、Anthyと、SCIMまたはiBus、それらが依存するパッケージを、同じRPMを採用しているディストリビューションなどからSRPM形式で全て取得して、Moblinで開発環境をインストールした上でリビルドすれば可能となりますが、依存するパッケージの数が多いので簡単ではありません。
そこで現時点ではインストール直後から日本語入力が可能なUbuntu 9.04がお勧めです。と、さりげなく(あからさまに?)宣伝しておきます。
それでもUbuntu9.04が断固オススメなのだ!
ども、編集担当Sです。村田さん、これじゃ『さくさくUbuntu!』の宣伝にならないっす(泣)。チート気味なぐらい速いよ、Moblin。しかも見た目もカワイイ。インテルが本気出しとる。……とはいえ日本語入力できないんじゃ(以下自粛)。
というわけで、現状、高速起動OSはUbuntuの一択! 明日5月29日発売の『週刊アスキー別冊 さくさくUbuntu!』をヨロシクお願いしまーす。