こんにちは 大久保淳子です。
前号でWebディレクターって悪戦苦闘の日々と書きましたが、楽しいこともいっぱいあります。お客様のサイトができあがって、担当のWebマスターの方から「注文がたくさんきています。社長もビックリしています。サンクスメール書くのに夜中までかかっています。」なんて感謝のメールが届くと、ホーッとすると同時にその日はとても元気が出ます。
それから、お客様からよくサンプルやら商品を頂きます。「スタッフの皆さんで召し上がってください。」のメッセージ付で、おせんべいや餃子、梅干にダイエット食品、地ビールなんかも届きます。スタッフ皆でご相伴に預かります。これが結構、元気の元になったりします。(笑)
それではさっそく、今回のテーマ「TOPページの構成」について、説明しましょう。
Webサイト企画時の12のポイント
TOPページはECサイトの「顔」です。お客様に対し、好印象を与えるようなデザインにしたいものです。人間の顔には、目・鼻・口・耳がついているように、ECサイトのTOPページにも必要な目や鼻など必須のコンテンツがあります。そして、それらの配置やデザインでイケメンになったり、そうでなかったりします。
まずWebサイトを訪れたお客様は、TOPページを見て、「何を扱っているサイトか」「欲しい商品やサービスがあるか」を瞬間的に判断します。ですから、TOPページで、サイト全体の情報量を読み取れるようにすることが、お客様の心をひきつける重要なポイントで、以下のような点に注意する必要があります。
- 何を扱っているか、一目で分かるか?
- 他サイトと差別化できる商品やサービスを提供。そのポイントをキャッチコピーで強調しているか?
- 売れる(強みがある)商品が目立っているか?
- 直感的なナビゲーションで、操作がしやすいよう工夫しているか?
- 商品や企業イメージと、Webデザインに統一感があるか?
- 支払方法や送料についての情報が、直ぐに分かるか?
- “お客様の目的”を解決するための情報提供があるか?
- 掲示板、Q&Aなどお客様とのコミュニケーションの場を設けているか?
- 適切にSEO対策を実施しているか?
- 適切な表現で、お客様に信頼感や安心感を与えているか?
- 対面販売(One to One)のように、Webマスターの人柄を伝えているか?
- 情報更新を頻繁に行い、情報の新鮮さを保っているか?
私が所属している(株)サーフボードでは、長年にわたって多数のECサイトのページ構成(レイアウト)を調査分析し、アクセス数と転換率、お客様の動線を効果的にするための研究を行っています。
その研究結果をもとに、ネットショップ用のTOPページ構成例を紹介します。商品の品揃数や、扱い商品が地方の産直品とファッション商品など、多少構成は変わりますが、ポイントを押さえることはできると思います。
項目名称
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今回は、この辺でおしまいです。次回は実際のサイトの例を取り上げて、TOPページの構成についてさらに深く説明します。
著者プロフィール
名前 | 大久保 淳子 | junko[アットマーク]surfboard.co.jp |
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会社 | 株式会社サーフボード | |
サイト | http://www.surfboard.jp/ |