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Visio図形を3D化できるアドオンソフト「ViXAM」

2009年05月27日 09時00分更新

文● 企画報道編集部

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 マイスターは、マイクロソフトの作図ソフト「Microsoft Office Visio」(以下Visio)で作成した図面を3D化するVisio用アドインソフト「ViXAM(ヴィグザム)」を6月1日にリリースする。予定価格は15万円。

平面図から立体データへ

ViXAMは、同ソフト対応の図形(シェイプ)を使用して作成したVisioの平面図を立体データへ変換し、XAMLまたはDXF形式で出力できる。さらに出力した立体データは、付属のViXAM Viewerを使用して表示可能だ

 ViXAMは、Visioの画面からXAML(ザムル。マイクロソフトが開発したXMLベースのマークアップ言語で、ソフトウェアのウインドウやボタンをはじめ、2D/3Dオブジェクトが記述できる)を生成するエンジンを搭載し、これによりVisioデータの3D化を実現している。

オフィス家具図形

一般的なオフィスで利用されているデスクや椅子など、用意されたViXAM対応のオフィス家具図形は500個以上

 作成した3Dデータは、同社のWebサイトから無償提供される専用ビューア「ViXAM Viewer」で表示できるため、ViXAMユーザー以外への配布も可能となっている。

ウォークスルー

Visioの図面に線を描くだけで、3D空間の中を歩くムービーが作成できる

 今後マイスターでは、ViXAM Viewerで利用しているWPFコントロールのコンポーネントをSDKとして提供する。これによって、ビューアを組み込んだ独自のアプリケーション開発を目的としたベンダーに、ViXAMを利用したソリューション開発を促していくとしている。また、ViXAMを使った立体化に対応したVisio図形の作成業務も行なう。


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