発表会レポート(関連記事)にもあるように「去年と違う夏。」をコンセプトとしたau。
今回発表された夏モデルは法人端末を含めて9機種。ドコモとソフトバンクモバイルより数が少ない……。だが、auユーザーが嘆く必要はまったくない! なぜなら極めて個性的なauらしい端末がそろっているからだ。
個人的には夏モデルを発表した3社の中でauのケータイが一番「おもしろい」と思っている。見てもおもしろいいし、操作するとさらに楽しい。まずは超個性派の3台である読書ケータイ、ムービーケータイ、スポーツ+防水タッチケータイの3台を紹介しよう。
読書……だけじゃない! Wi-Fiや最新Operaを搭載
ブックケータイ「biblio」
biblio(ビブリオ)は「本をケータイで読む」ことをテーマに開発されている。しかしブックビューアー+ケータイといった印象とは違う、ケータイとしても充実した機能を持つハイスペック端末だ。3.5インチのフルワイドVGA++液晶(480×960ドット)はタッチ対応。独自のキー技術を搭載し、モーションセンサー、Bluetooth、5.1メガカメラ、Wi-Fi、新しいPCサイトビューアーなど、機能・魅力は極めて高レベル。
まず注目したいのはテンキーとQWERTYキーが「自動的」に切り替わる技術を採用していること。「表示は自発光」のキーになっており、モーションセンサーで向きを感知してキーの表示も切り替わる。テンキー表示の場合、表示されていない部分のボタンを押しても反応がないため、誤操作の心配はない。QWERTYキーを採用しているが、EZwebに対応したいわゆる「ケータイ」だ
ディスプレイサイズは3.5インチワイドで、解像度は480×960ドット。PCサイトビューアーに「Opera Mobile 9.5」を採用する(対応機種はbiblioとT002)。ASCII.jpを表示したが、さすがの高精細。細かい文字もくっきり見える。さらにボタン一発でズームアウトとズームイン
