このページの本文へ

賑わいを儲けにつなげるLPOツール「ねこすけLPO」

2009年05月26日 21時48分更新

文●小泉貴幸/通販旬報社

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

グーグルを筆頭とするさまざまな企業が、無料で使えるWebマーケティングツールを提供している。SEO/SEM、LPO、アクセス解析ツールなど、ネットショップやプロモーションサイトを運営しているなら、これを使わない手はない。“使えるツール”だけを全部で30本、月曜~金曜日までの毎日1本ずつ紹介する。

本日紹介するサービス:『ねこすけLPO』

  • カテゴリー: LPO
  • 提供企業: ねこすけ
  • URL: http://lpo.necosuke.jp//
  • ポイント: 手軽に使えるキーワード対応型LPOツール

 サイト運営の目的はプロモーションなら集客、ネットショップなら商品の実売である。そのためにSEOなどでWebサイトに集客するわけだが、アクセス解析をしたら1ページで去ってしまう人ばかりだった……のでは意味がない。

 検索エンジン経由のユーザーは何か探しているものがあるからWebサイトに訪れる。しかし、検索エンジン経由のユーザーの直帰率が他の流入元(ノーリファラーや他サイトからの参照)よりも明らかに高い場合は、ユーザーのニーズとコンテンツがマッチしていないことを疑うべき。こうしたミスマッチは、「LPO(着地ページ最適化)」で解決するのが一般的になっている。

 WebサイトとWebブラウザー間のやりとりに使われるHTTPという通信方式では、検索エンジンのリンクをクリックして訪問先のWebサイトを訪れるとき、ユーザーがどんなキーワードで検索したのかの情報が「リファラー」という付加情報としてWebサーバーに通知される。今回紹介する「ねこすけLPO」は、HTTPのリファラーに含まれる検索キーワードに応じてコンテンツを適切な内容に書き換えるためのツールだ。

ねこすけLPO

ねこすけLPOのコンテンツ登録画面。キーワードに対して表示するコンテンツを設定する


 リファラーを使ったLPOは、たとえば、生活雑貨を扱うリアル店舗で、来店したお客さんが「エコバック」と書かれたメモを持っているとき、「ははーん、このお客さんはエコバックを探しているんだな」と考え、エコバック売り場に案内するのに似ている。同様に、生活雑貨のネットショップで、トップページに普段売れ行きのいい「デザイン雑貨」のメインバナーを表示していても、検索エンジンで「エコバック」を探しているユーザーが訪れたとき、メインバナーの内容を「新作エコバック入荷!」に変更すれば、お客さんは目的とするエコバックの商品ページに迷わずに移動できるはずで、購入につながる可能性も高まるはずだ。

 ねこすけLPOを使い始める手順は簡単だ。まず、着地ページと成約ページ(ネットショップであれば支払い終了後のページ)に「ねこすけLPO」表示用のJavaScriptを追加する。次に、着地ページ中のLPOコンテンツを表示したい場所(検索キーワードによって動的にコンテンツを書き換える場所)にもHTMLとJavaScriptを追加する。最後に、対象キーワードと対になるLPOコンテンツをサーバーにアップロードし、「ねこすけLPO」の管理画面に登録すればOKだ。

ねこすけLPO

サイト登録の画面。ランディングページとコンバージョンページ、LPOコンテンツを表示する位置を設定する


 ねこすけLPOを活用するには、そもそも自分のサイトがどんなキーワードでアクセスされているかを把握することが重要だ。アクセス解析ツールなどを併用してキーワードからユーザーのニーズを探り、どんなユーザーがどんな商品やサービスを求めているのか把握し、対応するコンテンツを用意し、効果を測定するというPDCAを実践することが重要だ。

■関連サイト

この連載の記事

一覧へ
Web Professionalトップページバナー

この記事の編集者は以下の記事をオススメしています

ASCII.jp会員サービス 週刊Web Professional登録

Webディレクター江口明日香が行く