静岡ホビーショーのパブリックデーの開催に合わせて、静岡市内では模型に関するさまざまな催し物が開催された。そんな中、日本を代表する模型メーカーのタミヤが、その心臓部である本社を一般に開放する「タミヤ・オープンハウス」が今年も実施された。オープンハウスで公開されたのは、8階建ての東館と5階建ての本館のうち、地下1階と1階、2階のロビー、ショールーム、タミヤ歴史館、3階のモデル製作課、グラフィックデザイン課、企画開発課と5階。また、屋外の駐車スペースでは生憎の空模様ではあったが、バイクの展示や車両の展示も実施されており、来場していた人の目を楽しませていた。
正面玄関の階段を上がって2階のロビーに入ると、目に入ったのは子ども向け工作コーナー。今年は、“「プラ板」と「紙」で作る ぱたぱた工作”を実施しており、多くの子どもたちが工作を楽しんでいた。工作コーナーの反対側では、小さい頃に作ったことがある人も多いと思う工作キットシリーズの体験と販売コーナーが作られていた。
ロビーから1段高いところには、実際にレースで使用されたF1カーやサーキットを走行したスポーツカー、ジオラマなどが広いスペースを使って展示されていた。また、このスペースでは射出成形機を使った“1/24スズキ ジェンマ”の成形実演が行なわれており、出来立てのジェンマが配布されていた。
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