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5Uサイズの外付けストレージも合わせて投入

HP、大規模環境向けOpteron 8300番台搭載ブレードを投入

2009年05月22日 11時30分更新

文● TECH.ASCII.jp

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Opteron 8300対応ブレードサーバ「ProLiant BL685c G6」

 日本ヒューレット・パッカードは5月21日、大規模仮想化インフラ向けソリューションとして、AMD Opteron 8300番台に対応するブレードサーバの最上位モデル「HP ProLiant BL685c Generation 6(G6)」と、5Uサイズのストレージ製品「StorageWorks Modular Disk System 600」を発表した。

 BL685c G6は、2008年5月に発表されたOpteron対応ブレードサーバ「BL685c G5」の後継となる製品。1.25Uのブレードに、クアッドコアのOpteronを最大4基とホットプラグ対応のSAS/SATAを2台搭載可能で、最大メモリは256GB(8GB×32)となる。

 BL685c G5ではギガビットEthernetだったネットワークインターフェイスが、10GbE×4に強化。ネットワークを仮想的に分割する「バーチャルコネクトFlex-10イーサネットモジュール」を組み合わせることで最大16ポートの利用が可能となる。

 国内での出荷開始は7月上旬の予定で、参考価格は155万8200円。米国での販売価格は、Opteron 8389×2、8GBメモリ、HDDレスで1万2289ドル(約117万円)など。

最大容量70TBのブレード用ストレージ「StorageWorks Modular Disk System 600

 一方のStorageWorks Modular Disk System 600は、同社ブレード製品用の外付けストレージ。3.5インチのSATAもしくはSASドライブを最大70台搭載可能で、最大容量は70TB(1TB×70)。オプションの「3Gb SAS BL スイッチ」でエンクロージャに接続し、各ブレードのRAIDコントローラ「Smartアレイ P700m」を使ってドライブを割り当てる。価格は138万6000円から。

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