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物欲AVコモノ道 第7回

トンガり続けるEverioの新モデル「GZ-X900」

2009年05月22日 16時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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タッチセンサー式のスライダーは健在

背面中央がモードダイヤルで、周囲にはDC端子やUSB、カードスロットなどが並ぶ。記録メディアはSDメモリーカード(別売)で、本体背面のカバーを開くと1スロットが用意されている

背面中央がモードダイヤルで、周囲にはDC端子やUSB、カードスロットなどが並ぶ。記録メディアはSDメモリーカード(別売)で、本体背面のカバーを開くと1スロットが用意されている

背面側上部にはズームレバーと静止画撮影ボタンを搭載

背面側上部にはズームレバーと静止画撮影ボタンを搭載

 操作インターフェイスを見ていくと、背面にモードダイヤルと動画用の撮影ボタン、本体上部にズームレバーと静止画用のシャッターボタンが配置されている。

ディスプレー左側がセンサーになっており、上下に指先でなぞることでメニュー移動ができる

ディスプレー左側のスライダーがセンサーになっており、上下に指先でなぞることでメニュー移動ができる

 液晶を開くと、ディスプレーの横にEverioの操作インターフェイスの特徴にもなっているタッチセンサー式のスライダーである「レーザータッチオペレーション」が見える。メニューなどを表示させた際、この部分で指を上下に滑らせるとそれに追従してメニュー項目が切り替わるというもの。十字キーなどでメニューを操作するよりも直感的で分かりやすい。

ディスプレーを開いた本体側面。HDMI端子を搭載する

ディスプレーを開いた本体側面。HDMI端子を搭載する。ちなみに電源ボタンは搭載せず、ディスプレーの開閉が電源のオン/オフとなる

 従来機と同様、動画分割と選択部分のコピーが可能な本体での動画編集や、対応する外付けHDDを接続してのバックアップ、DVDライターを使ったDVD作成といった機能も引き続き搭載されている。

Everio MediaBrowser HD Edition

同梱されている「Everio MediaBrowser HD Edition」。撮影した動画の確認やPCへのコピー、DVDの作成などが簡単に行なえる

Everio MediaBrowser HD EditionのDVD作成機能。基本的にはDVDにしたい動画を選択するだけと簡単で、悩むことなく作成できる

Everio MediaBrowser HD EditionのDVD作成機能。基本的にはDVDにしたい動画を選択するだけと簡単で、悩むことなく作成できる

 専用ソフトウェアとして「Everio MediaBrowser HD Edition」が同梱されている。このソフトウェアでは撮影した動画や静止画をパソコンにコピーして管理できるほか、再生やDVDの作成といった機能も持つ。iPodやiPhone用に動画を変換したり、YouTubeへ動画をアップロードするといったことも可能だ。

さらに静止画管理用の「フォト・ナビゲーター」も用意されている。撮影した静止画を使って、ウェブページやスライドショー動画を作成できる

さらに静止画管理用の「フォト・ナビゲーター」も用意されている。撮影した静止画を使って、ウェブページやスライドショー動画を作成できる

 実売価格は12万円前後で、Everioのラインナップの中では最上位モデルとなる。高画質で1080pが撮影できるビデオカメラも低価格化が進んでおり、10万円を切る製品も珍しくない。基本性能だけで言えば、やや値段が高い感じもする。

 しかし、ハイスピード撮影や静止画の高速連写、そしてボディの高級感といったところは、他の製品には見られないEverioの尖った部分であり、大きな魅力である。その魅力を理解できるかどうかが購入のポイントだろう。

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