このページの本文へ

モバイルECサイトの認知導線は男性はパソコン、女性は通販雑誌・広告

2009年03月09日 04時01分更新

文●通販旬報社

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

 mediba(塚田俊文社長)と日経BP社・日経ネットマーケティングは、medibaが保有するリサーチ専用会員を対象に、「モバイルECサイト利用動向」に関するモバイルリサーチを実施した。

 調査方法は、mediba 保有会員(au携帯電話ユーザー)に対してモバイルで調査し、全国の20代・30代・40代の男女で過去6ヶ月以内にモバイルECサイトの購入経験があるユーザーを対象に、2009年1月27日~29日に行った。有効回答数600人(20~40代までの性年代別各セル100人)を得ている。

 これによると、モバイルECサイトの認知経路は、男性はパソコン、女性は通販雑誌・広告だった。男性は「先にパソコン用のECサイト」でそのサイトのモバイル版を認知したケースが25.7%で、女性は14.0%で約10%近い差が生じている。一方女性は「通販雑誌・広告」から認知するケースが17.0%に対して、男性は3.3%と差が生じていることが明らかになった。

 また、モバイルでの買物頻度が高頻度な人ほど、携帯のインターネットを多く利用している傾向にある。男性では、「auのカテゴリ検索」や「携帯インターネットでたまたま見つけた」の項目で全体値よりも高頻度者の割合が高い結果となった。一方、女性でも「携帯でインターネットを検索」、「携帯のインターネットでたまたま見つけた」の項目で全体値よりも高頻度者の割合が高い傾向にある。

 利用料金と決済方法では、高額な買物では「銀行振込」や「ネット銀行」といった信頼性の高い決済方法が利用されている。また、購入金額に関わらず「代金引換」・「クレジットカード」の利用が多いことが分かった。

Web Professionalトップへ

WebProfessional 新着記事