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ライブドア、「livedoor ブログ検索」でスパムブログ対策を強化、約9割排除

2008年10月14日 06時03分更新

文●通販旬報社

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 ライブドア(出澤剛社長)は、2008年10月10日(金)から、国内主要ブログを対象としたライブドア独自の開発検索エンジン「livedoor ブログ検索」において、スパムブログを徹底排除できるようバージョンアップを行った。

 今回のバージョンアップでは、類似記事や引用スパムを徹底排除し、独自の観点・意見を主張するブログにフォーカスした検索エンジンとして機能を強化した。機能の特徴としては、(1)livedoor Blogで培った莫大な運用データを元に作られた共通スパムフィルタ「スパムちゃんぷるー」の導入、(2)その他自社独自開発による数十種類のブログ検索用スパムフィルタの導入、(3)この2つのフィルタが学習機能――など。

 総務省の調査によると、現在、国内のブログの総数は約1690万サイト、このうちスパムブログは12%に該当するという結果がでている。ブログ開設数の増加にともない、ブログ自体のメディア価値が高まり、現在ブログは必要不可欠なサービスに成長した。同時にスパムブログが急増し、この排除が重要課題となっていた。

 スパムブログの増加は、ブログサービス事業者にとってはサーバー負荷を引き起こす要因となり、ブログ投稿者にとってはサーバーの負荷増大によるサービスの不安定さを生じさせ、ブログ閲覧者に欲しい情報へのアクセスに時間がかかるなど、ブログに悪影響を与えている。

 今回の検索エンジンによって、スパムブログを約9割排除することが可能となり、有益サイトがスパムブログのために後位置に表示されることなく、上位の適切な位置に表示されるようになった。

 

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