インテル コーポレーションとYahoo! Inc.は、米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催中の開発者向け会議「インテル・デベロッパー・フォーラム(IDF) Fall 2008」において、インテル・アーキテクチャー(IA)採用のテレビおよびデジタル家電に最適化したTVアプリケーション・フレームワーク「Widget Channel」の計画を発表した。
この「Widget Channel」によって、ユーザーは好きなテレビ番組を見ながら、同時にテレビ向けのリッチなインターネット・アプリケーションを楽しむことができるようになる。
Widget Channelは、従来のテレビではできなかった視聴体験を実現するもので、第5世代の「Yahoo! ウィジェット・エンジン」でサポートされる予定。TVのリモコンで簡単にアクセスできるように設計された「TVウィジェット」(小規模なアプリケーション群)を提供することによって、視聴者がインターネット上のリッチなコンテンツや情報、オンライン・コミュニティーなどを利用できるようにするもの。
テレビ視聴者は「TVウィジェット」を使用することにより、ビデオの視聴はもちろん、株価やスポーツの試合観戦、友人とのチャット、あるいは最新のニュースへのアクセスなどを楽しむことができる。また、新しいコンテンツやサービスを見つけ、自分のお気に入りを友人や家族と共有することが可能。