ソフトバンク・テクノロジー(SBT、石川憲和)は、日本最大級のポータルサイトを運営するヤフーのECサイト「Yahoo! ショッピング」を中心に、SaaS型ウェブ解析ソリューション「Omniture SiteCatalyst」の提供を開始した。
「SiteCatalyst」の導入は、Yahoo! ショッピングにおける売上向上と顧客満足度向上のほか、各サイトにおけるリード獲得数や売上の向上を期待できると説明している。
この導入によって、どのコンテンツやリンクが売上やサイト目的の達成につながっているのかを実際のウェブページ上で視覚的に確認することができるようになる。売上に貢献しているコンテンツへの誘導を強化するなどの改善アクションを迅速にとることを可能。
また、メルマガや広告、RSSなど外部からの誘導キャンペーンからの訪問者がサイトでどのような行動をとるのか、分析できる。同時に、キャンペーンコストなどのデータを統合することでROIまでを一つのレポートで把握でき、適切な施策の評価と最適化を図ることができる。さらに、高度なレポート機能によって、経営層から現場スタッフまで、担当者別のレポートを容易に作成して社内に自動定期配信することが可能。
なお、導入にあたっては、SBTが要件定義やYahoo! JAPAN特有のビジネスニーズに合ったKPI(重要業績評価指標)の定義、解析シナリオの構築や、解析結果のレポート作成を行った。今後も技術面、運用面での支援を継続して提供して構え。