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ソフィアモバイル、世界最薄、AC電源不要、コードレスのポスター型デジタルサイネージ端末

2008年07月23日 04時05分更新

文●通販旬報社

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 デジタルサイネージのハードからソリューションまでを提供するソフィアモバイル(柴山孝輔社長)は、世界最薄、AC電源不要、乾電池で稼働するコードレスのポスター型デジタルサイネージ端末「naniポ!」を開始した。出荷日は11月を予定している。

 既存のポスター設置スペースにそのまま利用可能で、ポスターの裏側に超小型のICモジュールを内蔵。設置にともなう新たなハードの準備やネット回線などの環境整備を不要にした。また、AC電源不要、単三乾電池2本で約1か月稼働するため、場所を選ばすに設置することができる。

 このほかの特徴は、(1)タッチした際のアクセス先(URL)を、インターネット上で変更可能、(2)端末のタッチログとモバイルサイトへのアクセスログを蓄積――など。

 近年、駅や空港、ショッピングセンターなどの壁に貼られたポスターは、より高い広告効果をあげるためにQRコードを掲載したり、ICカードリーダーの読み取り端末を設置したりするなど、インターネット(モバイル)と連動するクロスメディア展開が進められてきている。しかし、現在普及している端末は、端末・システム導入費が高額で既設のポスター設置の枠には電源が無い、費用対効果の算出が難しい、などの課題があった。

 同社では、グループ内でこうしたハードの開発・提供からサーバーの管理や配信システム、広告開拓までを支援、店舗は端末の導入・運営の効率化を図ることができるとしている。

 

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