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So-net、MIを子会社化してアドネットワークを使ったネット広告事業に進出

2008年07月10日 02時35分更新

文●通販旬報社

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 ソネットエンタテインメント(So-net)は、So-netの広告事業強化のため、媒体をネットワーク化して広告を配信するアドネットワーク事業を展開するMI(穂谷野 智社長)の発行済株式総数の66.6%を株式譲渡によって取得し、連結子会社とした。あわせて、本年9月1日付(予定)でMIの商号を「ソネット・メディア・ネットワークス」に商号変更する。

 So-netは、これまで戦略キーワードのひとつに「広告事業の強化」を掲げ、一事業者が複数の媒体社のサイト(ページ)を広告配信対象としてネットワーク化し、広告受注を一括して請け負う事業を展開してきた。MIは媒体数約10,000をネットワーク化し、国内最大級のアドネットワークを展開している。

 今回、MIを子会社化することで、これまで自社媒体および他社媒体との連携を中心とした広告ビジネスに加え、今後のメディア事業の新しい軸として、アドネットワークを用いたロングテール広告領域への進出を図っていく方針。

 今後の事業展開としては、(1)アドネットワークを活用した広告商品の共同開発、(2)MI、So-netの両社が持つ媒体の販売連携、およびプロモーション連携、(3)両社のノウハウを活用した新規媒体開発――などを予定している。

 

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