NTTドコモの100%子会社でモバイルコンサルティング会社のドコモ・ドットコム(高橋 健社長)は、今後のモバイル動画市場の利用拡大の可能性を探るため、首都圏在住の15~49歳の男女1,465名を対象にモバイル動画受容性に関する調査を実施した。
調査によると、モバイル動画サイトの認知比率は約66.7%で、3人に2人は認知している。そのうち約70%の人は動画非利用者だが、非利用者の約半分にあたる47.2%がモバイル動画サイトの利用意向を示していた。
現在のモバイル動画利用者は、モバイルインターネット利用者全体の約20%で、ほとんどが無料ユーザー。YouTube、ニコニコ動画が無料の動画利用を牽引している。現在利用者のうち、90%が今後も利用したいとの意向を示しており、さらに利用者が拡大していけば、継続して使い続ける可能性が高いことも示唆している。
特に15~18歳の層では、約50%が動画情報をクチコミから得ており、若年層を中心に急速に利用が広まっていることが見られる。