このページの本文へ

JTB、モバイル利用の旅行者向け新会社を設立

2008年03月28日 03時06分更新

文●通販旬報社

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

 ジェイティービー(JTB、佐々木 隆社長)は、携帯電話を活用した旅行先での情報の活用と商品の予約・購入のサービス提供に向けて、新会社「モバたび」を設立すると発表した。初年度取扱額は4000万円、5年後に6億円を目指す。

 まず、6月に旅行先の口コミ情報やツアー情報を検索・編集ができるコミュニケーションサイト「たびけん!」をパソコン版とモバイル版で開設する。旅行前にパソコンで収集した情報を携帯電話に転送し、ガイドブック代わりとして現地で活用できるサービスや、GPS機能を活用した現地情報提供のサービスを開始する予定。

 7月には、「たびけん!」モバイルサイトから現地ツアーを予約・購入できるサービスを開始する。移動中に、現地の体験プランやアクティビティなどの着地型旅行商品を予約・決済できるのは業界で初。これによって、旅行者は旅先で最新の情報を入手することが可能になるとともに、「いつでもどこでも現地のツアーを携帯電話で予約から購入までできる」新たなサービスを利用することができるようになる。

 地域の観光関連行政や事業者は、全国に向けた地域からの継続的な情報発信や宣伝を効果的に行うことができるほか、同時に携帯電話から予約決済機能を利用した24時間予約受付によって、現地到着後の販売機会の拡大を図ることができる。

 【新会社の概要】1.商号 (株)モバたび2.事業内容 ウェブサイト・モバイルサイト運営、集客コンテンツ開発、旅行商品販売3.設立 2008年4月1日4.所在地 東京都品川区5.代表者 取締役社長 藤崎 勝6.資本金 7,500万円7.株主 (株)ジェイティービー 100%

Web Professionalトップへ

WebProfessional 新着記事