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次世代Yahoo!メールが公開──Flash利用でローカルに近い操作感を実現

2008年02月21日 02時26分更新

文●通販旬報社

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 ヤフー(株)は20日、ウェブメールサービス「Yahoo!メール」のインターフェースを一新し、ブラウザー上でのドラッグ&ドロップや、タブ機能などを追加すると発表した。Flashを採用し、パソコンのアプリケーションに近い操作感の実現を目指している。本日から20万人のテスターを募集。試験運用の上で、今秋から一般向けにβ版として公開する。利用料金は無料。

ローカルメールソフト並みの操作感を

 今回アナウンスされている主な新機能は以下のとおり。・3ペイン表示で、保存フォルダー、メールの題名、本文を一覧できる・ドラッグ&ドロップでフォルダー間の移動が行なえる・タブ切り替えで、複数のメールの作成/閲覧を同時に行なえる・一定時間ごとに自動的にメール受信を行なえる・アドレスブックと連携し、メールアドレス入力時に自動補完が行なわれる・右クリックメニューを利用した操作やキーボードショートカットに対応する・表示領域ごとの大きさ変更など、細かなカスタマイズが行なえる──など。

 1アカウントで保存できる容量(最大1GB)、1回のメールで送受信できる容量(最大20MB)など基本的な部分は従来のYahoo!メールと同じだが、ユーザーインターフェースにFlashを利用することで、従来のウェブメーラーにはない操作感を実現している点が特徴。また、Yahoo!プロフィールを始めとした同社ウェブサービスとの連携も積極的に進めていくという。対応OSはWindows Vista/XP、Mac OS X、対応するブラウザーはInternete Explorer 6.0以上、Firefox 2.0以上。またFlash Player 9.0.28以上。

 なお、オープンβ化した後も現在と同じインターフェースの提供は継続し、ユーザーの好みに応じて切り替えられるようにしていくという。また、25日からは画面右領域への広告表示も開始する。

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