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電通とcci、ポッドキャストコンテンツへの広告挿入を可能にする配信システムを開発

2008年02月20日 02時29分更新

文●通販旬報社

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 電通(高嶋達佳社長)とサイバー・コミュニケーションズ(cci、長澤秀行社長)は、オトバンク(上田 渉社長)とともに、ポッドキャストコンテンツのネットワーク型動的広告配信システム「PodcastAD(仮)」を開発した。両社はこのシステムを利用したポッドキャスト・アドネットワークサービスの運営を開始し、本格的な広告メディア化に向けて取り組んでいくと同時に、広告販売を開始する。

 ポッドキャストコンテンツへの広告挿入には、広告と本編をつなぎ合わせて1つのデータとして保存・配信するため、広告素材の差し替え時などに毎回番組データを編集し直さなければならないという課題があった。

 その課題を解決するために、電通およびcciの2社は、2006年9月に動的広告配信システムを単独媒体に対して配信実験(「期間指定配信」、「指定広告素材の配信」、「複数広告素材を組み合わせた配信」)を実施。その知見を活かし今回、オトバンクとともに新たにネットワーク型広告配信システム「PodcastAD(仮)」を開発し、複数の媒体及びコンテンツへ動的に広告配信することを実現している。

 これによって媒体社は、自社ポッドキャストコンテンツに設定された広告枠へ効率的に広告集稿ができ、さらに媒体社の自社広告・番組宣伝枠運用においても柔軟な対応が可能となる。広告主は、期間、露出量に応じて、複数のポッドキャストコンテンツへの広告出稿が可能。

 

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