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NTTレゾナント、ブログ/サイトのアクセス解析ツール「gooあしあと」を提供

2007年12月21日 02時50分更新

文●通販旬報社

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 gooあしあとは、JavaScriptで製作されたブログパーツ「あしあとウィジェット」を、自分のブログもしくはウェブサイトに設置することで利用可能になるアクセス解析サービス。同社のブログサービス「gooブログ」以外のブログサイト/ウェブページでも利用可能だ。

 あしあとウィジェットには、最近の訪問者の履歴や、自分のブログ/ウェブサイトでよく読まれた記事(表示する人数や記事数はカスタマイズ可能)、サイトに対する評価を投票してもらう簡易アンケート機能「1票あしあと」などが表示される。訪問者の履歴の表示方法は、訪問者の属性によって異なる。具体的には以下の通りだ。gooあしあと/gooホームに参加しており、あしあとの表示を許可しているユーザー  gooホームに登録されたニックネーム(名前)と顔写真(アイコン)が表示されるgoo IDの利用者で、goo IDにログインした状態のユーザー  goo IDと規定のアイコンが表示される上記以外のユーザー、もしくは足跡表示を許可しないユーザー  「ゲスト」という名前と規定のアイコンが表示される

 ただし最近は、「あしあとを表示してほしくない」というユーザーの意向があることを踏まえて、自分のあしあとを消す機能も用意している(あしあとウィジェットに表示されないだけで、アクセス解析によってブログ作者本人からは確認できる)。このほか、gooホームにあしあとウィジェットの情報を表示したり、gooホームの「友達」リストや参加している「コミュニティ」リストをgooあしあとに表示する機能も用意している。これにより、gooホームから自分のブログ記事に誘導したり、ブログ作者のプロフィールや交友関係を広くアピールできるという。

 アクセス解析機能で収集される情報は、ページ閲覧数、訪問者数(ユニークユーザー数)、訪問回数、訪問頻度、検索キーワード、アクセス元、人気記事ランキング、クリックログ(自分のページからどこに移動したか)など。ただし、訪問者のIPアドレスを確認することはできない。また、これらを訪問者全体におけるgooあしあと会員の割合を表示することも可能となっている。

 あしあとウィジェットには4種類のテンプレートが用意されており、色やアイコンサイズ、表示幅などをカスタマイズ可能になっている。また、収集したアクセス状況を公開・共有する「公開あしあとページ」も提供しており、gooあしあと会員の中でアクセス数の多い記事を参照したり、ほかのユーザーの動向を確認して、ユーザー同士のつながりを広げることができるという。

 同社では、「現在CGMが盛り上がっているが、自分のブログがどんな人に読まれ、喜ばれているのか、反響が分からない、というのが現状。ブログを使っている方同士がもっと活発に交流してもらいたい。ブログやサイトへの訪問履歴を取得、共有することで、ユーザー間のコミュニケーションのきっかけを提供することを狙いにしている」(ポータル事業本部メディア事業部担当課長の上床昭人(うわとこあきひと)氏)と、同サービスを提供するに至った経緯を説明している。

 

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