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さまざまな機能を詰め込んだ最小の高級機

ついにベールを脱いだ「New-K」こと「PENTAX K-7」

2009年05月21日 09時01分更新

文● 橋本 優/ASCII.jp編集部

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動画撮影機能も搭載

本体背面

本体背面。右側の「LV」ボタンでライブビューに切り替わる

 背面の液晶モニターは3型(92万画素)で、ライブビュー時にはミラーアップの状態でシャッターが切れるので、連続撮影もスムースに行なえる。ライブビュー時には顔認識AF機能が利用できるようになった。

 シャッタースピードは1/8000~30秒。最高で秒間約5.2コマの高速連射が可能で、JPEG撮影時で連続40コマの撮影ができる。

 動画撮影機能も搭載し、最大で1280×720ドット、30fpsの撮影が可能。ファイル形式は.AVI(MotionJPEG)となる。

画像処理エンジンには新開発の「PRIME II」を搭載

画像処理エンジンには新開発の「PRIME II」を搭載

 画像処理エンジンには、従来の「PRIME」を進化させた「PRIME II」を搭載。処理スピードが向上し、動画撮影時の高速なデータ転送を可能にした。

 感度はオートでISO 100~3200だが、カスタム設定でISO 6400まで使用できる。主なスペックは以下のとおり。

「PENTAX K-7」スペック
有効画素数 1460万画素
記録画素数 最大4672×3104ドット
記録媒体 SDメモリーカード、SDHCカード
シャッタースピード 1/8000~30秒
ISO感度 100~3200(マニュアルで6400まで)
測距ポイント 11点
液晶ディスプレー 3型約92.1万ドット
動画機能 MotionJPEG(最大1920×720ドット、30fps)
サイズ/重量(本体のみ) 約幅130.5×奥行き72.5×高さ96.5mm/約670g


K-7のバッテリーとの併用が可能な
バッテリーグリップが登場

 K-7と併せて、デジタル一眼レフ用の交換レンズ2種類とK-7専用バッテリーグリップも発表された。専用バッテリーグリップはK-7同様に防滴構造となっており、交換レンズも簡易防滴構造になっている。

記事初出時、バッテリーグリップも簡易防滴構造と記載しておりましたが、誤りでした。お詫びして修正いたします(2009年5月26日)

「smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6AL WR」(実売2万円後半)

「smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6AL WR」(実売2万円後半)

「smc PENTAX-DA 50-200mm F4-5.6ED WR」(実売3万円前半)

「smc PENTAX-DA 50-200mm F4-5.6ED WR」(実売3万円前半)

別売りのバッテリーグリップ「D-BG4」。単三電池6本を内蔵でき、K7本体のバッテリーも併用できる。実売予想価格は2万円前後

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