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ゲーム開発者の9割は、iPhoneに興味アリ!?

2009年05月19日 23時20分更新

文● 広田稔/ASCII.jp編集部

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iPhone

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 ハドソン、スクウェア・エニックス、コナミ、カプコンなど、iPhone/iPod touchアプリの世界では、国内の大手ゲームデベロッパーが次々と参入を果たしている。

 一体、ゲームデベロッパーはiPhone/iPod touchアプリにどれくらい興味を示していて、どこに魅力を感じているのか──。19日、そんな実状の一端を示す市場調査がCRI・ミドルウェアによって公開された。

 CRI・ミドルウェアは、iPhone/iPod touch向けミドルウェア「i救声主」を開発している企業(関連記事)。今回の市場調査は、ゲーム開発におけるニーズを把握するため、ゲームデベロッパーを対象に2〜3月にかけて実施した。有効回答数は102名だ。

 資料によれば、97%のデベロッパーはiPhone/iPod touch自体に興味を持っているが、実際に端末を持っているのは32%に留まっている。CRI・ミドルウェアのウェブサイトで募集して実施したアンケートなので、端末への興味が高いのは納得できるところだろう。また、Mac用ソフトかiPhoeneアプリの開発経験があると答えたのは23%で、全体の34%がすでに開発に着手している(もしくは発売済み)という。

iPhone/iPod touchの所有状況、興味度

アプリの利用状況

iPhone/iPod touch以外のSmartPhoneについて

アプリ開発への興味、および企業の取り組み状況

担当部門、開発に費やす工数

想定する市場、アプリの価格設定

 ゲームで開発したいジャンルで最も多かったのはパズルで、割合は56.9%。次いでアクションが52.0%、音楽が42.2%、シミュレーションが41.2%となっている。

開発したいジャンル

iPhone/iPod touch向けアプリ開発で魅力的に感じる点

iPhone/iPod touch向けアプリ開発で課題に感じる点

 資料は無料で配布しているので、興味のある人はダウンロードしてみよう(関連リンク)。ちなみにCRI・ミドルウェアは、iPhone/iPod touch向けミドルウェアの料金も公開している(関連PDF)。


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