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環境にもお財布にもエコなハイテクカー

燃費38km/Lに達した新型プリウスがヤバイ!

2009年05月20日 20時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部

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歴代プリウスとレーシングモデル

ガスタービン・ハイブリッドのスポーツ800。通称ヨタハチ。名車中の名車で、マンガ「よろしくメカドック」ではヒロインの愛車として登場した。このハイブリッドカーは1965年から開発が始まり、1977年の東京モーターショーに出展された

1995年の東京モーターショーに出展された、プリウスのコンセプトカー。ちなみに、プリウスとはラテン語で「先駆け」を意味する。この時点ですでに「30km/L」の燃費を記録し、まさにエコカーの先駆けだ

1997年に満を持して発売された初代プリウス。ボディはノッチバックセダン。当時はまだ珍しかったセンターモニター(パネル)を採用し、それが歴代プリウスの顔となった。発売当初は28km/Lだった燃費も(それでもガソリン車としては驚異的)、2002年のマイナーチェンジで31km/Lに改良された

2003年にフルモデルチェンジして登場した2代目プリウス。ボディはハッチバックに変更され、幅が5ナンバーサイズ(1700mm以上)に拡大された。燃費は35.5km/Lになった。本体価格は最終的に230万ちょいだったが、新型プリウスの登場により、法人向けグレード「EX」として189万円で引き続き販売される。この2代目が世界中で売れたことで、エコカーが注目されるようになった

ついに販売が開始された3代目プリウス。ボディはハッチバックのまま、空力性能を徹底的に向上させ、エコと走る楽しさを両立させた。燃費もついに38km/Lになり、40km/Lの大台が見えてきた。クルマなのに、カブに乗っているかのような燃費だ。オーディオレスの廉価グレード「L」なら205万円でこの最新ハイブリッドカーを手に入れることができる

これはプラグインハイブリッドと言って、いわゆる電気自動車バージョンのプリウスである。自宅のコンセントで充電可能で、ガソリンと電気モーターと走行シーンに合わせて切り替えて走る。現在はまだ開発中であり、世界中で実証実験が行なわれている

これらはレース仕様のプリウス。一見、レースとは縁遠い存在のエコカー・プリウスだが、実はプリウスカップというワンメイクレースをトヨタ主催で行なっているのだ。しかし、そこはエコカーのレース。早さではなく、主に平均燃費を競うのだ! エンジン音は静かだし、これなら近隣住民にも迷惑をかけなくて済みそう

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