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環境にもお財布にもエコなハイテクカー

燃費38km/Lに達した新型プリウスがヤバイ!

2009年05月20日 20時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部

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近代自動車テクノロジーの塊

 また、ステアリングに設定されたスイッチの操作状況を全面のセンターメーターに表示してくれる「タッチトレーサーディスプレー」は、手元を見なくてもオーディオやエアコンなどの操作ができるように配慮されているほか、高感度ミリ波レーダーセンサーによって、先行車の速度に合わせて自車との車間距離を保ってくれる「レーダークルーズコントロール」や、縦列駐車や車庫入れのときに、超音波センサーが駐車スペースを検知しステアリング操作をアシスト、ブレーキ操作だけでバックでの駐車ができる「インテリジェントパーキングアシスト」などなど、3代目プリウスも最新テクノロジーの塊となっている。

シフトレバーの位置が変わり、より操作しやすくなった

これがセンターモニターの「エコドライブモニター」。アクセルの踏み方でゲージがエコ側(チャージ)にいったりパワー側にいったりする

見づらいかもしれないが、京セラ製のソーラーパネルがついている

1.8リッターに改良された新型エンジン

ステアリングについたボタンで、ステアリングを握りながらオーディオやエアコンの操作ができ、さらにセンターモニターにその様子が表示される

トランクの床を開けたところ。真ん中の銀色の部分がバッテリーだ。先代まではもうちょっと大きかったが、このサイズになって、ゴルフバッグも余裕になった

 この12年で、プリウスは全世界で100万台以上を販売している。これによるCO2削減量は1000万トンにも及ぶというから、アメリカのセレブがこぞって買うのもわかるというもの。そして、3代目プリウスの販売目標は2009年度で30~40万台ほどを見込んでいるという。実はすでに予約だけで8万台以上のオーダーが入っているというから、あっさりと目標を達成しそうな勢いだ。

シートバックを30mm薄型化したことにより、後部座席の居住空間が広がった。ロングドライブでも疲れないフィット感とホールド感を実現している

 「未来のクルマ」という表現がピッタリな3代目新型プリウス。無料試乗会が池袋のアムラックスとお台場のMEGAWEBで開催されるので、この機会に最先端のハイブリッドカーを体験してみてはいかがだろうか。

(次のページへ続く)

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