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空自に陸自にデコトラ! 静岡ホビーショーは屋外にも注目!

2009年05月19日 21時18分更新

文● 伊藤真広

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祝賀飛行以外にも屋外スペースでは
車両展示も行なわれていた

 航空自衛隊による祝賀飛行のほかにも、ツインメッセ静岡の屋外スペースでは、陸上自衛隊やデコトラの展示が行なわれていた。

 昨年の静岡ホビーショーでは89式装甲戦闘車や87式偵察警戒車、96式装輪装甲車といった車両が会場に来ていたが、今年は少しスケールダウンして輸送用の4輪トラック、高機動車、1/2tトラック、偵察用オートバイの4台の車両だ。

いすゞ自動車のELFがベースになっていると思われるトラック。展示スペースに駐車されていたが、特にパネルなどを使った解説は用意されていなかった

トヨタ製の高機動車は、2002年まではトヨタから民生品版のメガクルーザーが製造されていた

1/2tトラックは三菱自動車のパジェロをベースに開発された車種で、73式小型トラックという名称で呼ばれることもある

偵察用オートバイ。こちらも民間のバイクがベースとなっているものの、自衛隊用として全体の強度や走行性能を向上させるためのチューンナップが施されているとのことだ

 4輪トラックは、展示スペースで使用するディスプレイを運んできたのか、特に展示というよりは置いてあるといった感じだったが、残りの3台の車両にはスペック表が用意されていた。この3台は自衛隊員が解説をしており、実際に運転席に座っての記念撮影もできた。

 また、デコトラ展示コーナーでは、昨今見かけることの少なくなったド派手なデコトラが2台展示されていた。

この「龍虎観音」は、同車が登場する「トラック野郎 度胸一番星」が公開された77年当時のトラックをベースにしており、当時のデコトラをリアルに再現している

同車のフロントバンパー部分には、青島文化教材社のデコトラプラモデルが置かれていた

 展示されていたのは、デコトラ映画として一世風靡した「トラック野郎」シリーズで、八代亜紀さん演じる紅弁天とも競演を果たした龍虎会の名車「龍虎観音」と哀川翔主演の「祭りばやし デコトラの鷲」に登場する二代目「勇加丸」の2台。

平成版「トラック野郎」シリーズとして、2003年からリリースが始まり、現在までに5作が発売されている「デコトラの鷲」シリーズ。このシリーズの主人公・飛田鷲一郎(哀川翔)が運転するのが、二代目「勇加丸」。背面の扉にある「昔一番星 今勇加丸」が勇ましい

 本格的なデコトラを初めて見る人も多かったのか、どちらの車両の前でも記念撮影をする人の姿があったほか、高齢の来場者の間からは「懐かしい」といった声も上がっていた。

ベースとなっている車種は日野の大型トラック「スーパードルフィン」。こちらのフロントにも青島から発売されているデコトラプラモが展示されており、1台は二代目勇加丸の1/32スケールのもの

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