秋葉原の玄関口に店を構える喫茶店「炭火珈琲庵 古炉奈」。アキバ好きで知らない人はいないであろうこの店が、6月14日に閉店するということが明らかになった。
編集部の電話取材に対して、「閉店はオーナーが決めたこと。ビル自体が取り壊されるというのではなく古炉奈が閉店する。現在、予約を入れられたお客様に対してキャンセルの連絡を入れている」と語っていた。
古炉奈のウェブページによれば、同店は1966年、電器店・松波無線の本部が表通りに移転した際に「コロナ」という名前でオープンしたという。その後、1989年10月に「古炉奈」とリニューアルして今に至る。店を構えてから40年以上、アキバの歴史を見守り続けてきたわけだ。
ASCII.jp読者なら古炉奈に思い入れがある人も多いはず。編集部でも、打ち合わせだけでなく、対談やインタビューの収録場所としても活用してきた。残された1ヵ月の間に、ぜひ訪れてみてはいかがだろう。
